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民主党政権の3年3カ月―野田政権は後世高く評価されると確信

121225この3年3カ月を振り返って、様々な思いがよみがえります。

特にこの1年、今年の1月に私は副総理(社会保障・税一体改革担当、行政改革担当大臣)として閣僚になり、官邸に入りました。この1年間、本当に慌ただしく、そして懸命に仕事をしてきた1年間だったと思います。

社会保障と税の一体改革は、何とか法律を成立させることができました。もちろん、残された課題は様々ありますが、ここは新しい安倍政権のもとで、民自公3党がきちんと協力しながら前に進めてもらいたいと思っています。これだけでも、野田内閣として歴史的なことをやったと思います。

加えて私自身、行政改革担当として、様々なことをやってきました。詳しくは、私が次の大臣のために作成した引き継ぎメモをホームページにも載せいますので、ご覧いただきたいと思いますが、例えば、公務員人件費抑制のための様々な政策、そして、公務員の人たちがしっかりと働けるための給与カーブの見直しなど、重要な課題に取り組んできました。

行政刷新の分野でも「新仕分け」をやりましたが、予算全体の制度の公開ということで、これは私だけではなくて3年3カ月の民主党政権の成果として、行政事業レビューというものを定着させました。国の全5000事業について公開し、誰もがホームページで見ることができるということも実現しました。

そして、政府CIO(情報化統括責任者)を任命して、政府のIT化・情報化についても大きな道筋をつけたと考えています。

規制改革も、自然エネルギーの分野については大きく前進し、経済活性化のためのワーキングチームもつくって議論がすでに始まっています。安倍さんの言われていることは、実はほぼすでに線路が敷かれており、この規制改革を是非前に進めていただきたいと思います。

いろいろなことをやってきたという思いと、そういう所掌を越えて、外交案件やその他重要なことについては、野田総理や藤村官房長官の相談相手になって、これはあまり表には出ないようにしましたが、しっかりと野田さんを支えてきたという思いもあります。

自分としては、能力の限り、体力の限り精一杯やったという思いはあります。

野田政権、最後は選挙で厳しい結果になりましたが、後世必ず野田総理の行ったことは高く評価されることは間違いないと確信をしています。

総理官邸を離れるにあたって、スタッフの皆さん、そして一緒に働いてきて落選された中塚一宏前金融担当大臣(元内閣府副大臣)とともに、初めて官邸の庭を散策しました。

窓の外から綺麗な庭はいつも見えていましたが、実際に庭に入るのは初めてで、それだけ慌ただしかったということが言えると思います。野田さんに「官邸の庭に降りたことがあるか」と聞きましたら、「全くないまま終わってしまった」と言われていました。

野田総理はこの間、本当に頑張られましたし、成果も出されました。私は、民主党政権も、3年3カ月、様々なことをやってきましたので、そのことが冷静に評価される時代が必ず来ると思っています。

これから、この民主党を立て直して、海江田新代表のもとで、皆が力を合わせて、政権交代可能な政治、自民党が迷走すればまた政権交代できるような体勢を早くつくっていかなければなりません。次の総選挙目指して、一生懸命に全員野球で頑張っていきたいと思っています。

これが今年の最後のメッセージになります。来年もよいお年をお迎えいただきたいと思います。

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