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義務教育で教えてほしい、人生をサバイブするための3つの知識

学校での教育というのは、教養を身に着けるという目的もあるのでしょうが、社会に出てから必要な知識をインプットするという重要な役割もあると思います。義務教育の中で、最低限必要な知識を与えてもらえれば、人生で失敗したり、騙されたりということは、随分減るのではないでしょうか?

社会人として必要だけど、学校で教えてもらえないと私が思う3つ基本は、ITの基本、法律の基本、そしてお金の基本です。

最近の若者はスマホを子供の頃から、おもちゃのように自由に使いこなしていますが、使い方にはルールや注意すべきことがあります。パソコンや携帯の基本的な知識を持っていないと、思わぬトラブルに巻き込まれたりする危険性があるのです。例えば、私も最近トラブルを経験しましたが、データのバックアップの重要性や実践方法なんかは、ほとんどの人が意識していないと思います。スマホに入れた写真が、消えてしまってからでは遅いのです。そんなITとの付き合い方の基本は必須の知識です。

法律の知識も、最低限のことをインプットしておくべきです。保証人と連帯保証人の違いを、何人の人が知っているでしょうか。法律の知識のないままに、住宅ローンや保険など、様々な契約書にサインをしていく。平時であれば、トラブルもなく、法律を意識することもありませんが、何か問題が起きた時に重要なのは法律です。弁護士に相談するような事態は、専門家の出番ですが、それ以前の法律問題は、知っておいて損にはならないでしょう。

そして3つ目がお金の基本です。学校では、経済のことは教えても、お金のことは教えてくれません。その理由の1つは、先生が正確なお金の知識を持っていないことにあると、私は思います。リスクとリターン、預金と投資の違い、為替の知識、といった誰もが知りたいけど、なんだかよくわからないことがお金の話にはたくさんあります。

池上彰さんが、テレビで引っ張りだこなのは、このような社会人として知っておきたい基本的な知識が、学校教育で提供されていないからだとも言えます。基本的なことを真面目に勉強したいと思っても、その機会を見つけることが、なかなかできない。だからテレビに頼ってしまうのです。

お金の基本については、私も高校生向けの本を書いたり、セミナーでお話ししたりして、微力ながら活動を行っています。しかし、ITや法律について、どんな機会が提供されているのかは、まったく情報がありません。

専門分野に特化した深い知識も大切ですが、広く一般の人に最低限の知識をコンパクトに提供する機会というのがもっと当たり前のように増えて欲しい。それが、社会のセーフティネットの1つになり、人生をサバイブするツールになるのだと思います。

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