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なぜ韓国は金メダル数が多いのか? 

今日は、オリンピックのメダルについて、いろいろ書いてみます。

男女400mメドレーリレー、銀と銅でした。 いや、見ていて感動でした。 水泳は11個のメダルを獲得したことになり、戦後最多(今までは2004年アテネの8個)だそうです。

戦前は1932年ロサンゼルス大会の12個という記録があるそうです。 なんと、満州事変の時代ですね… ちょっと詳細を調べてみたのですが、なんと男子100m自由形は金・銀を獲得、男子200m平泳ぎも金・銀を獲得、そして、圧巻は、男子100m背泳ぎで金・銀・銅を独占です。 時代が違いますが、すごいものです。

先日も書きましたが、お隣韓国の金メダルの数は9個、銀3個、銅5個と金メダルの数がすごいですね。 そこで、経済的インセンティブがどの程度あるのか、考えてみます。

各国ともに、金メダルには報奨金がつくところが多いようです。 報奨金は、日本の場合、JOCから、300万、200万、100万円ともらえるようです。 加えて、各競技団体からも、いくらか出るようですね。 イタリアなど1000万円を越えるとか… 逆に、英国はゼロだとか。

また、スポンサーなどからも、多くの資金がでるとか聞きます。 有名選手は、それこそ、億単位になるとか…

が、ほとんどが、One Timeの報償金です。 しかし、韓国の場合は、年金と兵役免除が大きいのではないかというお話があります。 もちろん、韓国も400万円程度の報奨金があるそうですが、大きいのは、年金ではないかと。

韓国の制度は、おおよそ、次のようなものです。 オリンピック以外にも、国際大会は多々ありますが、この国際大会での成績がポイント制で積み上げられ、110ポイントを越えると、その翌月から、100万ウォンの年金(?)が生涯支給されるとか。 100万ウォンは約7万円です。

これは、すごい制度ですね。 ちょっと活躍すると、オリンピックに限らず様々な国際大会がありますから、ポイントが積み重なり、政府が生涯において、資金を支給してくれることになります。

このポイントを得ようとすれば、出来れば金メダルを取りやすい種目を選ぶ傾向にあるでしょう。 まあ、日本人もそうですが、韓国人も、普通の体力勝負では、なかなか世界で勝てないのも事実。 100m走で、金を取るのは、まず、無理だということです。 であれば、技を重んずる種目とかに力が入りますよね。 北朝鮮も似たような制度があるとか聞きますね。 金メダルを取れば、マンションと年金支給だとか… 韓国と制度が似ているのでしょう。 しかしながら、英国のように、報奨金は選手にとってインセンティブにならないというのは、ある意味、正解だと思います。 栄誉というのは、やはり、お金では買えない。 資本主義が進んでいる国では、栄誉があれば、多くの場合は、お金は、後からついてくるものです。 ですから、欧米では、出来るだけ、注目度の高い競技ほど、自然に価値が出てくるのでしょう。

ところが、韓国の場合、生涯の年金を保証しているので、金メダルを取りやすい競技、言い換えれば、自分らが得意な分野でがんばろうとするのでしょう。 多くの場合、それらは、マイナーな競技になりがちだということです。 これは、良いとか悪いとかではありません。 国のシステムがそうなっているということです。 個人的には、韓国の国のシステム(考え)が未熟なのだと思いますね。 これも、儒教(朱子学)の影響なのでしょうね。

日本は、栄誉を重んじていると思います。 したがって、JOCも報償金を出しますが、大した金額でなくてもいいのです。 報酬については、スポンサー任せ、つまり、市場任せで良いと思います。 市場が、選手を必要とすれば、資金も出しますし、そうでなければ、資金は出しません。 また、景気が悪いと、スポンサーに余裕がなくなり、資金も十分でません。

それでは、不安定ではないか?

それでいいのではないかと思いますね。 スポーツは、広義で「文化」ということになりますが、文化には、隆盛があり、衰退がありだと思います。 最近では、東陣営(ソ連、東独)の国をあげてのスポーツ振興も、すっかり色せていますよね。 スポーツも文化とすれば、政府が、公権により、にんじんをぶら下げるより、自然な形の振興が望ましいのでしょう(長い目で見ればですが)。

そういえば、橋下市長が文楽を批判をしていましたが、あれも、思想的には同じことのような気がします。 景気がいい時は、スポンサーになればいいのですが、景気が悪いとき(お金がないとき)に、スポンサーをやっている場合ではないのも事実です。 伝統芸能が大事であれば、大事だと思う人が、出来る範囲で文化を継承していくものだと思います。 だって、その文化が好きなはずですからね。 その必死さに、スポンサーが現れるというものです。 (私の理想論かもしれませんが)

話をオリンピックに戻しますと、韓国の金メダルの多さは、国をあげての年金支給制度がインセンティブになっているかもしれませんね。 金メダルを取ること ⇒ 取りやすい競技(得意な有利な競技)の選択 となっているかもしれません。 もちろん、全部が全部、そうではないと思いますが。 ただ、一生涯年金がもらえるのは、「おいしい」と思いますよね。 東ドイツ式と言えば、そうなりますが… やはり、自分の好きな競技 ⇒ 金メダルを目指そう が自然かな~と思いますね。

資本主義において、スポンサーの存在は、欠かせませんね。 スポンサーは、やはり、景気が良くないと、スポーツや文化に、十分な資金提供が出来ないのも事実ですね。 やはり、景気を良くするということは、いろんな意味で重要なのですよね。

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