風は間違いなく小沢に吹くという予感

天木直人

2012年07月06日 15:44

小沢裁判に関心を持つようになってからというもの、インターネットで政治問題を書き込む仲間達の集まりに頻繁に呼ばれるようになった。

昨晩もその一つに出かけていった。お互いに見知らぬものどうしの集まりが、いつしか顔見知りの集まりになっていった、そんな集まりだ。

面識のない者たちから「ブログを読んでいる」と声をかけられ一晩で旧知の間柄になる。そのような集まりでいつも感じることなのだが、皆が明るくて元気がいいのだ。昨晩も小沢がんばれの怪気炎をみなが挙げていた。

小沢支援者といっても幅がある。

小沢命というような者たちから、小沢はいいが側近が悪いという者もいたり、小沢新党は大丈夫かという悲観論者もいて、まちまちだ。

しかし一つだけ共通していることがある。それは小沢を応援するしかないだろうということだ。ここまでくればもはや小沢政権の実現しかない、小沢頑張れということで結束する。

たまたまそこに居合わせた小沢派の国会議員らを前にして、小沢政権ができたらあんたが官房長官だ、とか、小沢の次はあんたが首相だ、などと叫んで盛り上がる。

権力やメディアに悪口を叩かれながら、こんなに応援される政治家がかつていただろうか。もはや小沢一郎は小沢一郎を離れて国民の政治家になっているかのごとくだ。

私は小沢支援グループ以外のグループの集まりに出席したことはないのでわからないのだが、おそらくこんなに明るく元気のあるグループの集まりにはならないのではないか。

それはそうだろう。やっていることが悪すぎる。楽しくない。夢がない。消費税増税をやってみたり、原発再稼動をやってみたり、オスプレイを沖縄に強行配備してみたりしても、なにも楽しいことはない。

誰を喜ばすわけでもない。

小沢派を追放して大連立を組んで政権を握り続けたところでまるで展望は開けないのだ。野田民主党政権を支え、そのグループにとどまっても国民の熱い支援など得られるはずもないのだ。

野田執行部と談合した自民党や公明党も同じだ。彼らを支援する市民グループがあったとして、その集まりがこんなに明るく、結束して怪気炎を挙げるということになるはずがない。

ということは、これからどんどんと彼らはしぼんでいくのではないか。国民の風はどんどんと小沢に吹いて、参議院の消費税増税議論などクソくらえというふうになるのではないか。

官邸をとりまく脱原発の声を「大きな音がしている」などととぼけている野田首相はますます怨嗟の的になるのではないか。それと談合する自民、公明は共倒れになるのではないか。

小沢とくっつくのか離れるのかわからない橋下や渡辺は優柔不断の役立たずということになるのではないか。小沢を支持するしかないということだ。

小沢を支持して怪気炎を挙げるほうが楽しいということだ。小沢の勝ちであり、それは我々の勝ちということだ。

そう直感が教えてくれている。

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