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ミッフィとキャッシーの爽やかな仲直り

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サンリオのうさぎのキャラクター「キャシー」が、ブルーナの「ミッフィー」に似すぎているとして商標権を管理しているオランダのメルシス社から商標権を侵害しているとして、関連商品の生産停止を求められていた係争問題が、メルシス社からの提案で素敵な解決をしたようです。

訴訟を取り下げ、訴訟にかかるおよそ1750万円を双方で被災地の復興支援に充てようというものです。
商標権争い「ミッフィー」と「キャシー」が和解 訴訟関連費用を震災支援に - SankeiBiz(サンケイビズ):

互いに子供たちの夢や想像力、また豊かな心を育むことが企業のミッション(使命)であるはずで、そのミッションにかなった和解になりました。

ほんの小さな出来事ですが、時代の流れを象徴しているように感じます。互いの利益を主張し、自らの利益を追求するだけの時代は終わりつつあると感じています。

自らの存在意義をつねに問い、自らのミッションの達成をめざす。価値ある仕事を実現するためには、ライバルを敬い、互いに共通する目的に向かって切磋琢磨する。場合によっては、阪神淡路大震災や、今回の震災で起こったように、困っているライバルにも手を差し伸べる。
互いに市場の覇権を「奪い合う」能力よりも、新しい価値を生み出すために「分かち合う」能力を時代は求めてきているのだと思います。

なぜなら、もはや供給側だけではなく、消費者や顧客企業のとの協働、また供給サイドも異分野の企業との連携があってこそ新しい価値が実現できる時代になってきたからです。
今日発行するメルマガはそれが主題です。
「発想力を広げる - 大西宏のマーケティ ング・アイ」

政治の世界も、この爽やかな和解を見習って欲しいものです。おそらく与野党の交代ではなく、国民と共有できるミッションを掲げ、ものの見方や発想を変える政治家が登場したときにはじめて本当の意味での政治が変わっていくのだと思います。その光明が見えない限り、政治家のための政治、政治の迷走が続きます。

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