記事

「アダルトサイト閲覧中の姿を撮影した。ばらまかれなくなければ仮想通貨で支払え」新手の迷惑メールにIPAが注意

情報理処理推進機構(IPA)は10月10日、「性的な映像をばらまく」と恐喝する迷惑メールの注意喚起を行った。同団体には今年7月以降、

「アダルトサイトを閲覧しているあなたの姿をウェブカメラで撮影した。家族や同僚にばらまかれたくなければ仮想通貨で金銭を支払え」

というメールを受信した、という相談が多く寄せられている。この相談を初めて受けたのは今年3月。4月から6月にはなかったものの、7月に再度寄せられたという。7~8月は合計30件、9月には263件にのぼる相談があった。

メールに「現在使用しているパスワード」が記載されている場合も


メールは8月までは英文だったが、9月19日以降、日本語メールの相談が多く寄せられている。しかしその日本語は不自然で、「英文を翻訳サイト等の機械翻訳にかけたものと考えられます」という。パターンは複数あるものの、

「あなたが見たアダルトサイトにウイルスを仕込んだ」
「それにより、あなたがアダルトサイトを見ている姿をウェブカメラで撮影した」
「その後に、あなたの電子メールやSNSにある連絡先を収集した」

という旨が記されている。そして

「撮影されたあなたの映像を家族や同僚にばらまかれたくなかったら、ビットコインで5000ドル(※ケースにより異なる)を支払え」
「支払えば、撮影した映像は即座に消去する」

などと要求。ビットコインを利用する際の口座番号に相当する、ビットコインアドレス等が記載されている。

他に特徴として、メールに「自分のパスワード」が記載されている場合がある。IPAでは、掲載パスワードは現在使用中のものもあり、外部サービスのデータ漏えいが原因ではないかと見ている。しかし流出経路と原因は不明。送信者と受信者が両方自分と同じアドレスの場合もあったという。

パスワードは「長く」「複雑に」「使い回さない」

IPAは「確認した範囲では、文中に本来あるべき映像へのURLリンクや、画像ファイルの添付がない」として、「単なる迷惑メールの可能性が非常に高い」としている。

このようなメールへの対策として、受信したメールは無視して仮想通貨の支払いは行わないこと、メールに記載されているパスワードを使用している場合は変更することの2点をあげている。

また、可能であれば2段階認証の設定をし、パスワードはできるだけ「長く」「複雑」にした上で、複数サービスで「使い回さないこと」が重要だとしている。

あわせて読みたい

「詐欺」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    新環境相 学歴詐称の過去に自戒

    原田よしあき

  2. 2

    堀江氏「東大のコスパは世界一」

    MAG2 NEWS

  3. 3

    自民議員 韓国をWTOに提訴すべき

    赤池 まさあき

  4. 4

    派遣切り再び 報道せぬTVに苦言

    水島宏明

  5. 5

    橋下氏「パチンコはギャンブル」

    AbemaTIMES

  6. 6

    柴山大臣に公選法違反ツアー疑惑

    NEWSポストセブン

  7. 7

    ガラガラくじは商店会を利するか

    伊藤陽平:新宿区議会議員

  8. 8

    世界的株安の錯覚を煽るマスコミ

    自由人

  9. 9

    干された松本明子を救った人物

    文春オンライン

  10. 10

    よしのり氏 左翼の人権論に苦言

    小林よしのり

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。