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実年齢より若い役を演じる、ということ

「万引き家族」の安藤サクラ氏の演技力の高さに感服した。

私と友人は、上映後しばらく、会う度にサクラ氏のマネをした。
片手の指の間を広げて涙を拭う、あのシーンだ。
私のモノマネは友人の足許にも及ばなかった。全く歯が立たない。
サクラ氏への尊敬が足りないのか。

そんな友人が昨日、憤慨して言った。
「自分より若い女性を演じるのに、あの演技は酷い」
今月から始まったNHKの朝ドラ「まんぷく」のことだ。

同感だ。なにあれ。
ひとしきりその話題となった。

俳優が実年齢より若い役を演じる場合、なぜ、「何も考えていない」「無垢な女」を演じようとするのか。それで「若さ」を表現しようとするのは、単細胞過ぎる。
「女性への冒涜のような気さえする」
友人は真顔で言った。

だよねー。
だって、私たちは知ってるじゃん。
「若い」ってもっと邪悪で狡猾で、残酷。

そのまっすぐさは「愚鈍」や「無知」とは違う。

まあ、朝ドラで求められるのは実態ではない。「大多数が安心する姿」なのかもしれないから、顧客満足度は高めているんだろうな。

が、少なくとも、ワタクシと友人ははサクラ氏を信じていたのだ。

そんな予定調和をぶっちぎって「怪演」してくれることを。
サクラ氏に限って、そんな初歩の初歩、「コモド騙し」(実際は「おっさん騙し」か)のような演技はしないのだと。

ショックだった。
毎日見せられるオープニングも辛い。

なぜ、森の中をあんな大股で?ある意味「衝撃映像」。

当然ながら、1回見て友人は見るのをやめたという。

さて、ワタクシはどうするかな。

怖いもの見たさ。

今後、めちゃくちゃ展開していくかも、という期待も込めて、オンデマンドでフォローかしら。

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