みなさん、こんにちは!
為替千里眼、昨晩は週中の水曜日ということもあってか、やや調整的な動意が先行し、ドル円は昨年8月の介入後の高値80.20をも上回り80.40付近まで上昇するも、その後は株価低迷などを背景にやや調整下落、ユーロドルやオージーなども特に上値を伸ばすことなく、静かな展開ではありました。昨晩もお伝えしたとおり、ケーブルは予想外のMPC議事録の結果を受け大きく鈍化いたしましたが、その後の自立反発もほとんど見られず1.56Mid付近まで下値を拡大しております。
ドル円の調整下落を首を長くして待っているのが本音ではありますが、
昨晩は株価も低迷、債券利回りも再び下落、全体的な地合いは決してリスクオンではないにも関わらずドル円が堅調なのは少々違和感を感じる部分で、円サイドの売り要因もあるのかもしれませんが、それ以上に米サイドの買い要因の方が高いのかもしれません。とは言うものの、
昨晩の米マクロも決して強かった訳ではなく、円サイドのソブリン格下げリスクもまだ本格化しておりませんので、正直何を手掛かりとしているのかが、些か不透明であります。
さて、昨晩の動向から軽く振り返ってみたいと思いますが、昨晩のNYタイムで唯一発表された中古住宅販売件数は、前月比+4.3%となる457万戸と予想値の466万戸こそ下回ったものの、2010年5月来の高水準となりました。
内訳としては、一戸建てが+405万戸、集合住宅が+52万戸という状況ですが、解約率も上昇しているようで、PHSI(販売保留)の伸びに比べ受渡し完了となる当該件数は小幅な伸びに留まっているのが現状のようです。続く5年債入札のほうですが、
前日の2年債入札が軟調な結果となったことで嫌な雰囲気を引きずっていたものの、落札利回りは直前取引の0.905%を下回り0.900%と堅調な結果
、応札倍率こそ2.89倍と前回の3.17倍を下回りましたが、ほぼ旺盛な需要を集めたというところです。この影響もあり、10年債利回りは-6bpの2.00%と再び低下、ドル円もやや調整したような感じです。
ドル円はようやく4hのモメンタムが下に切れた状態ですので、
80円台キープというよりかは、79円Mid付近まで下落するようなイメージですが、今晩も特段大きな材料はなく、週末のG20を意識して積極的な参入は手控える可能性がありますので、本格動意の木曜日と言えど調整フローが中心になるのではないかと思われます。目先的にはこの後の独Ifoが焦点となると思われますが、昨日のPMI指数の軒並み鈍化傾向を見る限りではサプライズ的な好結果も期待できないものの、
ユーロドルにせよケーブルにせよ、短期のモメンタムはやや反発の兆候が見られているだけに、ドルの調整下落は間近だという認識を持っております。
ただ、ギリシャに対する新たな懸念などは突発的に台頭する材料ではありますので、その見極めは非常に難しいうえ、
相対的な景気の弱さやECBによる金融緩和スタンス継続といったファンダ面からのユーロ売りバイアスは顕在かと思われますので、ユーロドルの前回高値1.33Lowを明確に上抜けしてくるまでは、安易な上方向のシナリオは見出しにくいと捉えておきたいと思います。
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