
■調査会社クイックセル・リサーチ社は21日、液晶テレビの出荷台数が2011年の第3四半期から第4四半期にかけ45%増加、2010年から2011年にかけて4%増加したことを発表した。牽引したのは60インチ以上の超大画面テレビで、第4四半期の出荷台数が前期から273%増、2011年の出荷台数は前年比で192%増となっている。一方、60インチ以上のシェアは2010年の4%から、2011年には11%と2倍以上に拡大している。液晶テレビの売上高では、55インチ以上が売上をのばして第4四半期で56億ドルを突破、四半期ベースで38%増加した。一方で、単価が下がったいることで2011年の売上高は前年比で8%の減少となっている。
プラズマテレビでも60インチ以上の超大型テレビが牽引している。プラズマテレビの60インチ以上の出荷台数は第4四半期、前期から138%の増加、売上でも114%の増加となっている。
40インチ以上の大画面テレビ(液晶・プラズマ・リアプロのすべて)カテゴリーの出荷台数では、第4四半期が前期に比べて69%増加、2011年は前年比で11%増となっている。大画面テレビの販売額では第4四半期が50億ドルとなり前期に比べて49%増加した。2011年は155億ドルとなり、前年に比べて5%の減少となっている。なお、液晶テレビの売上高は2010年から2011年にかけて3%減、プラズマテレビは8%減だ。メーカーが三菱のみとなっているリアプロジェクションテレビは30%の減少。
トップ画像:70インチのシャープ・アクオス・クアトロン。コストコでは2,800ドルのこの液晶LED(LC-70LE733U)が300ドル値引かれ2,500ドルで販売されている。「シャープでは大きいほどベターです(Sharp makes bigger better)」と超大画面を訴求している。横幅が160センチもある超大画面じゃないとアメリカではテレビじゃない?
⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。クリスマス商戦開始日となるブラックフライデー(11月の第4金曜日)では、テレビのドアバスター価格がひとつの指標になる、と当ブログで指摘しました。昨年のブラックフライデーで世界中から注目を集めたのが、シャープ製42インチの液晶テレビです。これがたったの200ドルです。「42インチ液晶=200ドル」が買い物客の印象に焼きつき、船の錨(いかり)となるアンカーの役目を果たすのですね。買い物客はドアバスターが終わった後も「42インチ液晶テレビが200ドル」を尺度にテレビ価格をみるわけです。つまり尺度にめがけてテレビ価格が下がっていくことになります。日本でも最近、40インチが実質価格3万円という機種もでているようですね。アメリカでは32インチでは利幅もなく、60インチ以上の超大画面に販売の力点が移動しつつあります。
テレビといえばスポーツ観戦、大画面=大迫力です。スーパーボウルで横幅が2メートルを超える92インチ(しかもリアプロ)が販促されるお国柄なんで...
12年1月30日 -
【スーパーボウル販促】、超大型の92型リアプロテレビが30万円!今年もスターウォーズ?
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