記事

ザコシショウが明かす「パンツ一丁はタモリさんへのオマージュ」 テレビっ子・ハリウッドザコシショウさんインタビュー #2

1/2

 ハリウッドザコシショウさんがR-1でチャンピオンを獲った、黒パンツでの「誇張ものまね」。そのネタに行き着くまでに高校時代からの相方とのコンビ解散、『あらびき団』でのヒットと苦労があった。そしてパンツ一丁になったとき、ひらめいたのはタモリさんの芸だった。(全3回の2回目/#1、#3)

第1回から読む

ハリウッドザコシショウさん

「すぐ売れる」はずがコンビは解散

―― お笑い芸人として活動し始めたとき、どんな将来像を描いていましたか。

ザコシショウ 「すぐ売れる」と思っていましたね。ダウンタウンさんとかウッチャンナンチャンさんが全盛のときで。あの人達はデビューして2、3年で売れましたもんね。だから当時組んでた「G★MENS」もそのくらいで売れるなって思っていたんですけど、全然売れなくて。コンビは解散しちゃうし、どうしようかと思いましたね。絵が上手いからコンビのネタを4コママンガにして持ち込んだら、編集者に「こんなつまらないのは見たことがない」「お笑いのビデオとかよく見たほうがいいよ」ってダメ出しされて。いまでも腹立ちますね、『コミックバンチ』のあの担当者。ハハハ。

―― 初めてテレビに出たのはどんな番組でした?

ザコシショウ 大阪の関テレの『爆笑BOOING』かな。4組ネタをやるんですけど、審査員でもあるお客さんがいて、「BOOING」カードを10枚挙げられたらそこでネタ終わりってやつですね。たとえば『爆笑オンエアバトル』だと、お客さんの票を集計して、何キロバトル以上だけオンエアですっていうシステムだから、それ以下だと、敗者コメントしか放送されない。でも『爆笑BOOING』が良かったのは、落ちるまではネタをやらせてくれるんです。面白いけどお客さんと合わなくて落ちるっていう人もいるじゃないですか。僕らは『爆笑BOOING』でずっと落ちていたんですよ。でも一部の人の爆笑をとって落ちてた。だから落ちても人気がちょっとついてきたんですよ。

「しょんぼりして!」爆笑オンエアバトルでの挫折

―― 部分的にネタが放送されるから面白さが伝わるわけですね。

ザコシショウ 『オンエアバトル』は、落ちたらもう永遠になにもないんですよね。敗者コメントのときは「しょんぼりして言って」と。そこでちょっとギャグかますと、「違う。そういうのじゃない」って、しょんぼりを強要されるんです(笑)。いや、番組を批判しているわけじゃないですよ、本当に。そういうシステムだからもうしょうがない。でもせっかく出たんだから爪痕残したいじゃないですか。

―― 『オンエアバトル』どのくらい出たんですか。

ザコシショウ 2回です。G★MENSで1回、ハリウッドザコシショウで1回なんですけど、どっちも落ちて。受かったことないですね。だから、ああいう番組がいまあってもたぶん落ちる。よく『R-1(ぐらんぷり)』優勝したなと思います。ハハハ。

『あらびき』にずっと出てたら、『R-1』は優勝していない

―― 『R-1』の前に『あらびき団』がありましたね。

ザコシショウ あれはすごく良かったですね。ピン芸人になって名前が知れ渡ったのって、『あらびき』がきっかけですから。『あらびき』って、ネタだけ流して、司会の2人(東野幸治、藤井隆)とは絡まない。たぶんあのとき、絡みがあったらもう地獄だった、空回りしてたと思います。そりゃあ、僕もいろいろ経験を積んで、いまは絡みがあったほうがいいかなとは思うんですけど。

―― ネタ選びはどのように?

ザコシショウ 『あらびき』で最初にやったのは段ボールネタの「アシュラマン漫談」。オーディションに出ていたときに「これだな、その段ボールみたいな感じのやつ、いっぱいない?」って発注されましたね。それで段ボールばっかりやっちゃって。同時期に『R-1』予選にも出てたんですけど、もう『あらびき』にしか求められない。『あらびき』は、両サイドに東野さん、藤井さんがいてツッコんでもらって笑いになった。でもそういうツッコミがいない自分が『R-1』に出たって、ウケるわけないですもんね。『あらびき』にずっと出ていたら、たぶん『R-1』優勝していないです。「ああ、これでいいんだ」って思っちゃって。

あわせて読みたい

「お笑い芸人」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    新潮45休刊と雑誌界の厳しい現実

    篠田博之

  2. 2

    「新潮45」休刊が招く言論の衰退

    門田隆将

  3. 3

    よしのり氏 東京新聞記事に呆然

    小林よしのり

  4. 4

    貴乃花が退職届 日本は転換点に

    舛添要一

  5. 5

    ZOZOvsユニクロ 全面戦争が勃発

    MONEY VOICE

  6. 6

    新潮45休刊の敵前逃亡は言論放棄

    常見陽平

  7. 7

    貴乃花引退に追い込んだ相撲協会

    早川忠孝

  8. 8

    日村の淫行疑惑 FRIDAYに非難も

    AbemaTIMES

  9. 9

    天皇陛下を韓国が安倍批判に利用

    NEWSポストセブン

  10. 10

    貴乃花だけが頼りだった稀勢の里

    SmartFLASH

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。