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9月14日(金)ムネオ日記

 12日のウラジオストクでの東方経済フォーラムにおけるプーチン大統領の発言が様々な媒体で扱われている。
 今日の朝日新聞朝刊3面を見て驚きというより、この程度の認識かとびっくりした。
 「『反論すべきだった』与野党から批判」という見出しで、次のような記事がある。正確を期すためにそのまま引用したい。

 安倍首相が「強み」としてきた外交。プーチン氏の発言は、首相への批判として跳ね返っている。
 自民党総裁選で首相と戦っている石破茂・元幹事長は13日、長崎市内での街頭演説で「ロシアにどんなに経済協力をしてもプーチンさんは『領土を返さない』と、前からはっきり言っている」と述べ、領土交渉に厳しい見方を示した。
 プーチン氏の発言が飛び出した直後の12日午後には記者団に、「個人的な情が入る余地は外交にはない」と述べ、首脳同士の個人関係に頼りがちな「安倍外交」への懐疑的な立場をにじませた。石破氏陣営の閣僚経験者は、首相が沈黙を続けたことを問題視。「がっかりだ。自分で大風呂敷を広げておきながら、何も言わない。すぐに反論すべきだった」と語る。

 石破氏にお聞きしたい。「プーチンさんは『領土を返さない』と前からはっきり言っている」と決めつけているが、何を根拠にどの場での発言か教えて戴きたい。
 プーチン大統領は1956年の日ソ共同宣言の有効性を日本の国会も当時のソ連の最高会議現在のロシアの国会に当たる両国が批准していると明言している。

 この点2000年5月、一期目の大統領に就任してから今日(こんにち)迄ブレていない。
 「すぐに反論すべきだった」と言う人にいいたい。平和条約締結は領土問題を解決することである。それに反論して「じゃ、やめましょう」と言われたら元も子もないのではないか。

 体を張ってロシアと向き合ってきた私としては、経験もない、評論家みたいな言い振りに腹立たしい限りだ。批判するならどんな解決策があるか示して戴きたい。
外交には相手がある。お互いの名誉と尊厳がかかっている。押したり引いたり、水面下での交渉等いろいろ手を尽くして目的を達成するしかない。
それなのに頭から「領土を返さない」と決めつけてかかるところに外交の何たるかを判っていない。
この程度の認識では外交を任せるわけにはいかないし、自民党総裁たる資格はと?する次第である。

 外交は積み重ねであり、その上で信頼関係を構築し解決していくしかない。
 プーチン発言は平和条約締結を加速させる大きな呼び水だと私は受け止め、安倍総理が必ずや歴史を作ってくれる、いや、作ると確信している。

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