エジプト大統領選挙の立候補受け付けは繰り上げられ、3月10日から受け付けることになったと思いますが、先日はスレイマン元副大統領の立候補が噂になりましたが、今度はイスラエル紙がアラビー事務局長が最強の候補者だと報じています。
報道の根拠は不明ですが、何しろエジプトの今後については重大な関心を有していて、おそらく情報も豊富と思われるイスラエルの報道ですので、記事の要点のみご紹介しておきます。関心の向きは下記で原文{英語}が見れます。
エジプトの大統領選挙では、ムスリム同胞団は2か月前に自らの候補者は出さないと決めた。
同胞団から分離して立候補を表明しているのがAbdel Munim Abu al-Futuhで、その他穏健イスラム主義者が2名、サラフィー主義の光の党党首も立候補の意向を示している。
元アラブ連盟事務局長アムル・ムーサは世俗主義の候補と言われている。
しかし最高の候補者は現事務局長のアラビーで、彼が立候補を決めれば、これに対抗できる候補者はいない。
いずれにしても、彼については、既にムスリム同胞団と最高軍事評議会が大統領候補とすることについて合意したと伝えられる。
その理由として、一つは彼ならば民政移管後も軍の独立を確保してくれるという読みである。
更に、世俗主義者も含めて、エジプト人は外交面でエジプトの主導権を取り戻したいと考えている。その点で彼は最適である。
彼は当面イスラエルとの関係を変えるつもりはないというが、将来再検討することもあり得るとしている。特にイスレルがガザを攻撃した場合には、国連憲章51条の集団的自衛権で、1950年署名のアラブ集団防衛協定の実行もあり得るとしている。
また彼はイランはエジプトの敵ではないとの発言もしている。
彼は内政面での経験はないが、この面については、強力になった議会を通じてムスリム同胞団が処理するであろう。イスラエルに対しても強い立場をとり得るアラビの外交は、その意味で同胞団にとって都合のいいところである。
勿論アラビーの外交についても、特に世俗は、人権団体からシリア問題について、GCCKからの圧力があるまでは、極めて後ろ向きで、アサド寄りであったとの強い批判があることも事実である。
しかし、ムスリム同胞団が彼を支持する限りは、彼に敵う候補者はいない。
http://www.haaretz.com/print-edition/features/egypt-puts-high-hopes-on-arab-league-chief-nabil-al-arabi-1.414057
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