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三田佳子次男、4度目の覚醒剤逮捕で問われる親の責任は?

共同通信社

「もう、奴もアカンやろな!」
呆れ顔でそう言い放つのは薬物に詳しい芸能関係者。

ここでの 「奴」というのは、女優・三田佳子(76)の次男・高橋祐也容疑者(38)のこと。

覚醒剤取締法違反で4度目の逮捕

警視庁渋谷署によると、9月10日午後8時45分ごろ、渋谷区内の飲食店で一緒にいた知人と口論になったという。そこで従業員が渋谷署に通報、駆けつけた署員が店にいた祐也容疑者から事情を聞こうとすると、受け答えの様子があまりにもおかしかったことから「尿検査」を求めた。すると、「任意の検査は受けたくない」と言い出したという。

「異常なほど尿検査を拒否したそうです。そこで令状を取ると、ようやく観念したといいます。渋谷区内の病院で尿検査を受けたところ陽性反応が出たことから、11日の朝に覚醒剤取締法違反(使用)容疑での逮捕に踏み切ったんです」(週刊誌記者)。

前出の芸能関係者は続ける。

「薬物では6回も捕まった(俳優で歌手の)清水健太郎がおるけど、健太郎の場合は6回のうち2回は不起訴処分やったからな。でも、祐也の場合は容疑を認めてるんやろ。ってことは数では健太郎と並ぶ4回目の逮捕ってことになるわけや。しかも、健太郎と祐也とでは年齢が違うやろが。健太郎は65だけど、祐也は、まだ38の若造やないか。真剣にどうするか考えないと、もうダメと違うか」。

祐也容疑者の逮捕を受け、三田佳子は「親としては、もう力及ばずの心境です」と綴ったコメントを書面で出したが、正直なところ、これは母親としてあまりにも無責任な発言に思えてならない。

確かに、年齢的には親離れしていなければならないし、当然「自己責任」ということになる。が、しかし、祐也容疑者の場合は明らかに育て方の問題。それを「力及ばず」なんて突き放すのは、やはり責任放棄でしかない。ここまできたら親としてどうしたらいいのかを真剣に考えるべきだろう。

祐也容疑者が最初に逮捕されたのは20年前の1998年1月。高校3年の時だった。東京・世田谷区内の自宅地下室で友人ら数人が集まって覚醒剤を吸引しようとしていたところを現行犯逮捕された。もっとも、この時は18歳で未成年だったため名前は公表されず保護観察処分となった。

その後、00年10月と07年11月にも逮捕されている。

「2回目の時も、自宅地下室で覚醒剤パーティーを開いていたことで逮捕された。この時は懲役2年・執行猶予5年という判決が下りました。しかし、劇作家の唐十郎が身元引受人となり俳優デビューしたんです。ところが役者としても中途半端で、07年にはコンビニから出たところで警察から職務質問され、覚醒剤を所持していたことで三度目の逮捕となり、08年に懲役1年6ヶ月の実刑判決を受けたんです。それから10年…。少しはマトモになったと思っていたんですけどね」(プロダクション関係者)。

ところが、そんな祐也容疑者を、三田は甘やかし続けてきたことも事実だ。

月100万円…祐也容疑者に多額の小遣いか

2007年に逮捕された際の記者会見の様子/共同通信社

「三田は否定していましたが、高校3年の時は小遣いが月に50万円と報じられました。その後に逮捕された時は毎月30万円を小遣いとして与えていたことが明らかになっています。とにかく、簡単にお金を持たせ続けたことで付き合う相手を悪くさせ、覚醒剤の道へと走らせたことは言うまでもありません。祐也容疑者の人格形成は明らかに親の責任です」(祐也容疑者を知る人物)。

祐也容疑者は、10年2月に一般女性と結婚、同年9月には第1子長男も生まれているが、現在は別居中とも言われている。東京・恵比寿で飲食店をやっているとは言うものの「営業的には厳しいようだ」との情報もある。

だが、祐也容疑者を古くから知る人物によると

「なぜか金はいっぱい持っていた。3回目の逮捕の前は月に150万とか200万円近く母親から貰っていたようだし、最近でも月々100万円ぐらいはあったと思いますよ。とにかく金には苦労していなかったと思う」。

三田の子育てを見ていると、どこか金任せのところがあったような気がしてならない。もしかしたら金に頼るしかなかったのかもしれない。

3回目に逮捕された際には保釈金500万円、実刑判決後は再保釈金600万円を支払った。もっとも「薬物治療のために療養施設で治療もさせた」(関係者)ようだが、現実は更生するどころか、悪化の一途を辿っていってしまったようにも思える。そこに、親と子の愛があったのだろうか?

父親の高橋康夫氏(77)は元NHKのドラマ番組の名物ディレクターだった。「妻たちの二・二六事件」や朝の連続テレビ小説「雲のじゅうたん」、さらには「阿修羅のごとく」、大河ドラマ「黄金の日日」「太平記」など、NHKを代表するドラマを数多く手掛けてきた。

祐也容疑者が最初に逮捕された98年にNHKの関連会社「NHKエンタープライズ」に転籍すると、新たな映像事業の責任者としてハイビジョン番組や劇場用映画作品を制作してきた。04年に退職した後は映像の企画制作会社を設立している。

しかし、家庭内では「実は、祐也容疑者の暴力がエスカレートしていたようですね。とにかく、祐也容疑者は自分の気に入らないことがあると、いつも暴力に訴えていたようで、康夫氏も逆らえず怖がっていました。車の運転なんかも父親にさせていたと聞いています。いずれにしても家庭内のことは他人が口を挟めないですからね」(高橋家を知る芸能事務所の幹部)。

どこか同情する部分はあるが、三田はと言うと4度目の覚醒剤逮捕について「統合失調症を抱え精神科に通うなど、本人なりに努力はしてきたが、このような結果になり残念」とした上で「自らの責任と覚悟を持って受け止め、そして罪を償って生き抜いてもらいたい」と、そのコメントはどこか他人事に聞こえてならない。

さらに「来月、喜寿を迎える私ですが、2度の大病や怪我を乗り越え、日々生かされている思いでおります。多くの方の支えや応援に感謝しつつ、俳優としての残りの人生をかけて、仕事に邁進していきたいと思っています」としており、それこそ「もうこれ以上、祐也容疑者には関わり合いたくない」と言いたげである。

それにしても、今回の事件で実刑になるか、あるいは執行猶予付きの判決が下るかはわからないが、もはや両親からも見放されてしまった以上、この先の祐也容疑者が、どういった人生を送っていくのか…気になるところである。

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