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5月のテーマは「1万円から始める株式投資」 森永さんは常々、「恐慌のあとにはチャンスが来る、その時に備えて小額で投資の練習をしておきなさい」と言っています。 でも、投資と言われてもどうしていいかわ...
本日は、日銀の「インタゲ」が発表された。なんでもCPI上昇率「1%を目処」だとか。
今更感拭えない今回の日銀アナウンスだが、欧米中銀(会合)の政策内容を踏まえた措置、という論調も目にする。確かにUSD、EURは落ち着きを取り戻し、円安転換を後押しするには良いタイミングのようにも見える。さらには、政府・日銀の「直接介入」は、ここのところ欧米首脳から痛烈な批判を浴びており、市場は直接介入(単独介入)に対して懐疑的な目を向けていた矢先でもあった。それを考えれば、日銀の緩和措置は、為替市場の観点から考えれば理にかなったもののように見える。
実際には、金融緩和はベースマネーの直接操作であり、為替相場との直接的関係は無いわけだが、市場の見方がここ最近、そのような見方をするようになった事を考えれば、今回の日銀による「金融緩和という間接介入」に、その思惑を利用するアナウンスメント効果は期待できる。
だがしかし、同時に発表された今回の緩和政策の中身を見てみると、10兆円、と事前の市場予想規模を上回ったものの、その買入対象は国債であり、デフレ脱却のために工夫を凝らした、といえるようなものではない事が覗える。第一、10兆円買入れるかどうかも甚だ疑わしい。 言ってしまえば、(CPI)「1%目処」という派手なアナウンスと、政策の中身がいまいちリンクしない印象を受ける。
そういえば、先日公表された民主党の年金改革試算が物議をよんでいた。理由としては、その内容はすでにご存知の方も多いかと思うが、試算の前提が「物価上昇率1%」、賃金上昇率2.5%、運用利回り4%となっていたからで、この事が「バラ色のシナリオ」として批判を浴びていた。
唐突感否めない今回の日銀アナウンスだが、様々な意味において、「与党の保身」をも表しているようにも見える。(政府の)言い訳対象として、日銀はまた存在感を出す事になるだろう。
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Eリサーチ&コンサルティング代表。金融アナリスト





