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「変化のない店から消えていく」回転寿司業界に異変?大手チェーンも巻き込み生き残り競争が激化

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 日本人のソウルフードを手軽に、リーズナブルに楽しめる回転寿司に異変が起こっているという。8日に東京商工リサーチが発表したデータによると、今年は回転寿司チェーンを経営する会社の倒産が、過去10年で最多だった去年を上回るペースで進んでいるという。外国人観光客のお目当の一つともなっている回転寿司。東京オリンピックに向け、さらに成長すると思われた業界に、一体何が起こっているのだろうか。


 9日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した回転寿司評論家の米川伸生氏は、大手チェーン店の寡占化が進んでいる実態を指摘する。「10年前には全国に5000店舗あったのが、今は4000店舗ほどになっている。もともとあった地方の回転寿司店が消えていく一方、大手の"100円寿司"は伸びている」。


 実際、今年に入って倒産したのは神奈川の「ジャンボおしどり寿司」や福井の「まつりずし」など、地方で展開するチェーンばかり。「外食産業市場規模推計」(日本フードサービス協会調べ)によると、回転寿司の全体売上は6250億円のうち、4500億円以上を"業界四天王"(『スシロー』『くら寿司』『はま寿司』『かっぱ寿司』の4社が占めているという状況だというのだ。「国民の8割はこの4社にしか行っていないというデータもある。全国にある500社が、残りの2割の客をめぐって生き残りをかけた大戦争を始めている」(米川氏)。


 大手チェーンが勢力を拡大している背景について、米川氏は各社の創意工夫の結果だと話す。「『かっぱ寿司』はタッチパネルで注文すると別のレーンで運ばれてくる"特急レーン"を始め、『くら寿司』とともに郊外の大型店にボックス席を作った。また、『くら寿司』は5年ほど前から一品料理にも力を入れ始めた。その結果、ファミレスの客が回転寿司に流れ始めた」。


 業界2位の『くら寿司』は昨年「糖質オフシリーズ」を展開、シャリを半分にしたり、すべてのシャリに米酢よりもアミノ酸を多く含む黒酢を使用たりするなどの工夫を続けている。また、『はま寿司』ではタッチパネルの音声に人気声優を起用するほか、英語版も用意。2〜3週間でフェアメニューを変更、5種類の醤油を用意し、ラーメンにも力を入れている。



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