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トランプ氏元選対本部長の側近、「犯罪」の詳細証言

ドナルド・トランプ米大統領の元選対本部長が詐欺罪などに問われている裁判で6日、共犯として同じ罪状で起訴された側近が、元選対本部長と共に犯罪を犯した上、大金を盗んだと証言した。

トランプ陣営の選対本部長だったポール・マナフォート被告(69)が巨額の銀行詐欺や脱税などの罪に問われている裁判で、被告の部下だったリック・ゲイツ被告(46、詐欺罪などで起訴)が検察側の証人として米バージニア州アレクサンドリアの連邦地裁に出廷した。ゲイツ被告は、マナフォート被告と共に何か犯罪を犯したことはあるかと検察に聞かれ、「はい」と答えた。

今年2月に司法取引に応じすでに有罪を認めているゲイツ被告は、情状酌量を期待して検察に協力しているとも述べた。

ゲイツ被告は、マナフォート被告の指示のもと、海外で得た収入をローンだと申告して課税所得を減らそうとしたと証言した。キプロスの金融機関に開いた預金口座について、存在を隠すようにマナフォート被告に指示されたとも話した。

被告はさらに、外国に開いた15の銀行口座の存在を違法と知りながら米政府から隠ぺいし、マナフォート被告の所得隠しを手伝ったと証言した。

加えてゲイツ被告は、嘘の必要経費を申告することで、マナフォート被告から「数十万ドル」をだまし取ったと認めた。

マナフォート被告と共に2016年米大統領選のトランプ陣営に参加したゲイツ被告は、他の雇用主から同じように資金を盗んでいたと証言した。

マナフォート、ゲイツ両被告は昨年10月、親ロシア派ウクライナ政党のロビイストとして得た報酬数百万ドルを申告せず、資金洗浄しようとした罪などで米司法省に起訴された。

2016年米大統領選にロシア当局が介入した疑いを調べているロバート・ムラー特別検察官の捜査から端を発して、両被告は起訴された。一連のムラー捜査を機とした公判は、これが初めて。マナフォート、ゲイツ両被告の裁判は、ロシア疑惑そのものとは無関係。

トランプ大統領はムラー捜査を政治的「魔女狩りだ」と非難し、マナフォート被告は往年のギャング、アル・カポネのようなひどい扱いを受けているとツイートした(訳注:英語発音は「カポーン」)。

6日の公判では、マナフォート被告の会計担当だった会計士シンディ・ラポルタ氏(検察により起訴免除済み)は、ロシア人財閥オレグ・デリパスカ氏が2006年にマナフォート被告に1000万ドルを融資したことを承知していたか検察に質問され、所得の名目で分類されたか知らなかったと証言した。

ラポルタ氏は3日の審理で、マナフォート被告の財務状況に関するゲイツ被告の説明は事実と違うのではないかと以前から疑っていたものの、それはマナフォート被告の指示によるものだという印象だったとも証言していた。

(英語記事 Manafort trial: Star witness details ex-Trump aide 'crimes'

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