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トランプ激高 不倫問題の極秘テープを顧問弁護士が暴露した理由 - 近藤 奈香

「コーエンの話はでっちあげ」と猛反論 ©共同通信社

 ビジネスからプライベートまで、長年トランプ大統領の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏(51)。「トランプ氏を裏切るなら高層ビルから飛び降りた方がマシ」と絶対的な忠誠を誓っていたが、ここに来て、トランプ氏を裏切る動きを見せ始めている。

 CNNが7月24日に報じた録音テープ。トランプ氏と不倫関係にあったとされるプレイボーイ誌の元モデルへの“口止め料”について、トランプ氏とコーエン氏が密かに協議していた時のものだ。

「CNNと言えば、反トランプの急先鋒。先日も、エア・フォース・ワンに乗った際に夫人がCNNを観ていたことにトランプ氏が激怒し、機内の空気が凍りついたと報じられました。コーエン氏は、そのトランプ氏の“宿敵”CNNに、自身の顧問弁護士デイビス氏を通じて録音テープをリークしたのです。デイビス氏はクリントン夫妻と親しいこともあり、トランプ氏への宣戦布告と受け止められました」(米メディア関係者)

 トランプ氏は「どんな弁護士が顧客との会話を秘密裏に録音するのか!」と激高したが、同様の録音テープは、コーエン氏の事務所などからFBIが押収したものだけでも、100点を超えると見られる。

 これまで一心同体だった両氏。なぜ決裂したのか。

「きっかけと言われるのが“大統領の恩赦”。コーエン氏は銀行詐欺や税金詐欺の疑いで取り調べを受けていますが、トランプ氏の恩赦による無罪放免を期待していたといいます。ところが、その可能性をトランプ氏に打診すると『それはないな』と切り捨てられた。コーエン氏は友人に電話で『トランプは自分を守ってくれないと思う』と不安を漏らしたそうです」(同前)

 その直後の7月2日、コーエン氏は米ABCの人気番組で「自分の家族と国に対する忠誠は上司に優先する」と言い、トランプ氏との間で結ばれていた“守秘義務協定”も近々打ち切ると発言した。

 実際、フリン元大統領補佐官は昨年11月に協定を解消した後、ムラー特別検察官にロシア疑惑に関して有罪を認め、捜査協力に転じている。コーエン氏も同様に、ロシア疑惑についてムラー氏に証言する見込みだ。

“コーエン砲”はトランプ氏を窮地に追い込むか。

(近藤 奈香)

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