記事

「趣味がセクハラ」発言した大学教授への苦言 - グラビア女優・石川優実

こんにちは。グラビア女優の石川優実です。

私は昨年末に#metooの記事を書いて以来(https://note.mu/ishikawa_yumi/n/n1e73ecf608d1)、世の中のセクハラ・性暴力・男女平等・ジェンダー・フェミニズム・人権。そのようなものの勉強をしています。

そんな中、耳を疑うようなニュースを最近見つけました。

香川大の男性教授が、ツイッターに「僕の趣味はセクハラです」などと書き込みし、炎上しているとのこと。

一体なぜツイッター上でこのようなことを書いて許されると思ってしまったのでしょうか?

普通の感覚とは思えません。

炎上し、大学側が処分を検討していると発表した後も、彼は「表現の自由」などと言っているそうです。

この男性教授や、以前問題となった麻生財務大臣の「セクハラ罪という罪はない」発言。私の感覚からすると信じられない発言ばかりなのですが、ここ半年ほど様々なセクハラに対する意見を見てきて、感じることが一つあります。

それは、「セクハラ=セクシャルハラスメント=性的嫌がらせ」だということを分かっていない人が多いのではないだろうか?ということです。

ハラスメントの意味をしっかり分かっているのだろうか?ということです。

なんだか、「セクハラ」という言葉自体が物事を軽くしてしまっているような気がするのです。

セクシャルハラスメント=性的嫌がらせ

「僕の趣味は性的嫌がらせです」

人に嫌がらせをすることが趣味。そんな人が教育者だなんて。もしこの男性教授が、セクハラを「ちょっと女の子に触ったりするようないたずら」といった認識でいるのであれば改めて頂かなければいけないし、もし嫌がらせだとしっかり認識していての発言だとすると、ご自身がもう一度義務教育からやり直す、くらいしなければいけないのではないでしょうか。

小学生、いや幼稚園の時から「人が嫌がることはやめましょう」と教えられているはずです。

セクハラを嫌がらせだという認識がないのではないか?と思う理由は他にもあります。よく、「セクハラを辞めてください」と言うと、「大袈裟だ」「神経質だ」「そんなつもりなかった」等の言葉が返ってくることがあります。

これは、相手が「嫌な思いをした」「傷付いた」という事実をすっ飛ばし、まず自分が攻撃されているように感じているからなのじゃないか?と思います。

例え自分に悪気がなくても、相手を傷付けたり不快な思いをさせた時は謝るものではないでしょうか?
その上で、「自分には悪気はなかった。」と主張すれば良いのではないでしょうか。

いじめやいじりと同じで、自分にそんなつもりが無くても相手が傷ついてしまっている、ということは多々あります。指摘されたら非を認め、謝る。何故それが出来ない大人がこんなにも多いのでしょうか。

話が少々それましたが、この男性教授にはもう一度「セクシャルハラスメント」の意味を認識し、それが相手を傷つける行為だということをしっかりと理解してもらった上で、それでも表現の自由だなどと主張するのか、聞いてみたいところです。

私は、「人の嫌がること、傷つけることをしてはいけない」と教えられて生きてきました。それが当たり前だと思ってきました。

しかし、今の世の中はどうでしょう。ネットにしろセクハラにしろ、あまりにも「人を傷つけにいく人」が多いと感じます。

人を中傷して得られる気分は、本当に幸せなものと言えるのでしょうか?
セクハラをして人を傷つけて、我慢させて、自分は相手に嫌われて。それが本当に幸せなのでしょうか?そうまでしてセクハラをしたいのでしょうか。

私が一番幸せを感じる時、それは「人の役にたてたと思えた時」「誰かに感謝された時」だったりします。人に嫌な思いをさせた時とは真逆の時です。

皆さんはいかがでしょうか。私はこれは、ほとんどの人に共通していることだと思っています。何か一つ、積極的に人に優しくしてみてください。人に親切にしてみてください。優しくされたその人以上に、自分の心が温まるはずです。

それを実感できれば、人を傷つけて得る一時的な気分の良さなどと比べ物にならない、ずっと心に残り続けるものだということが分かってもらえるんじゃないか。私はそう信じています。大げさかもしれませんが、それが世界平和に繋がっていくと信じています。


石川優実
1987年1月1日生まれ。愛知県生まれの岐阜県多治見市育ち。
2004年、高校3年生の時に名古屋市内でスカウトされ芸能界入り。〝お菓子系アイドル〟として主に〝お菓子系雑誌〟のグラビアで活躍する。美少女グラビア雑誌「クリーム」が行った総選挙で1位を獲得。2008年に上京後、事務所を辞め一時、フリーで活動したことがある。14年に映画「女の穴」で映画初主演、16年には「誘惑は嵐の夜に」にも出演している他、イメージビデオは30本以上発売している。現在は、映画や舞台の他、トークショーなどの出演も多い。

あわせて読みたい

「セクハラ」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    避難所確保を 蓮舫氏意見に返答

    和田政宗

  2. 2

    ヒカキンが寄付呼びかけ16万人増

    MAG2 NEWS

  3. 3

    安倍3選を阻止できる唯一の人物

    PRESIDENT Online

  4. 4

    格差を再生産する学歴フィルター

    城繁幸

  5. 5

    安倍首相は危機管理に向いてない

    菅直人

  6. 6

    R-15映画 大人の下ネタに感動

    松田健次

  7. 7

    よしのり氏 自衛隊員増やすべき

    小林よしのり

  8. 8

    小室哲哉は「ウソ」の釈明が必要

    PRESIDENT Online

  9. 9

    ストロー廃止に意識が低い日本人

    六辻彰二/MUTSUJI Shoji

  10. 10

    サニーデイ訃報に「言葉出ない」

    カトキチ

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。