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桂歌丸さん 落語の執念支えた妻「余生なんて考えたことない」

女性自身

「笑点」(日本テレビ系)で親しまれた落語家・桂歌丸さんが7月2日に亡くなった。81歳だった。

51年、15歳で五代目・古今亭今輔さん(享年78)のもとに入門した歌丸さん。66年に「笑点」が始まるとレギュラーメンバーとして人気を博し、06年には五代目三遊亭円楽さん(享年76)に代わって番組の司会を10年間にわたってつとめてきた。

「近年は入退院を繰り返していた歌丸さんですが、高座への意欲が衰えることはありませんでした。腸閉塞による入院直後にもかかわらず、50分にわたって十八番『竹の水仙』を披露したことも。まさに『芸人は目をつぶるまで修業』という信念を持った落語家でした」(演芸評論家)

そんな歌丸さんの“修行”を支え続けたのは、妻の富士子さんだ。歌丸さんが公演を全休止すると発表した昨年5月、本誌は富士子さんを取材していた。

当時、週刊ポスト17年2月24日号で歌丸さんは《今回は酸素吸入器をつけて高座に上がりますが、それでも上手く喋れないようなら……引退するしかない、と考えています》と語っていた。歌丸さんのこの言葉は“「引退」宣言”として報じられたが、富士子さんは「それは言ってません、引退はね」と強く否定していた。

「自分でもいつもそう言っていますから。退院してもそのまま復帰とはいかないでしょうが、気持ちのうえでは『すぐにでも』と思っているのではないでしょうか」

そう語った富士子さん。落語家として生涯をまっとうしたいという歌丸さんについてもこう明かしている。

「好きなことをやってもらうのがいちばんいいと思います。引退して夫婦でゆっくり余生を楽しむなんて考えたこともありませんから」

最期まで落語家として生き抜いた歌丸さん。その生きざまを見届けてくれた富士子さんに、天国から感謝していることだろう――。

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