札幌に帰って、様々な会合に出て話をする中で、20日、札幌市白石区のマンションで姉妹が亡くなった事が話題になる。
中学の時、父親がガンで亡くなり、母親も他界。2人は親戚にお世話になり、姉は高校卒業後働き始め、知的障害のある妹さんを引き取り一緒に生活する。妹は姉を頼り、姉は必死に妹の面倒を見る。
2人の暮らしは、姉が仕事を辞めて行き詰まり、1カ月、6万6千円の障害者年金とアルバイトでやりくりしたが、家賃だけで5万5千円かかる。
白石区役所に、生活保護を受けるべく相談に行ったが、複雑な書類作りに時間がかかり、もらっていない。そして昨年の12月下旬~1月上・中旬、脳内血腫(のうないけっしゅ)で亡くなり、妹も1月上・中旬、衰弱(すいじゃく)し凍死してしまう。
妹は12月20日、携帯電話で「111」に電話をかけた履歴が残っていたという。料金滞納で、ガスや電気の供給を止められていた。なんとも可哀想(かわいそう)な出来事である。障害のある妹を抱えながら、姉は、「人に迷惑をかけまい」と頑張った結果の結末である。
市役所の対応はどうだったのか。親切に話をしたのか。もう少し人間的な心のこもった対応をして相談にのっていれば、なんとかなったのではないかと考えると胸が痛む。
テレビのニュースで、区役所の担当者のインタビューを見たが、私の認識では、役人仕事で優しい対応ではなかったと受け止める。同時に、人に迷惑をかけまいと生活保護ももらわず生きてきた2人の姿を思うと、「不正に生活保護をもらったり、国や人に頼る人達」はどう受け止めるのかとお尋ねしたい。
知的障害の妹さんが、姉の容態を知り「111」をかけた時の気持ちを考えるだけでも辛い事である。
新党大地はこの問題について、2月12日(日)正午から、札幌大通公園でのウォーク&トークで市民の受け止めを聞きたい。このような出来事は、全国どこでも起きる事なので、切実な問題として受け止めたい。
声なき声を聞くのが、新党大地の理念であるから。
昨日の日露外相会談で、ラブロフ外相が拉致問題について、「日本の立場を完全に支持する」と発言されている。
私は、以前からことある事(ごと)に、「北朝鮮は、旧ソ連時代からの関係も考え、拉致問題解決にはロシアの協力が不可欠」と訴えてきた。佐藤優さんも同様の見解を述べてきた。ラブロフ外相からの発言と聞き、ロシアの配慮、判断に流石(さすが)と想うものである。
領土問題については、進展はなかったと新聞報道されているが、
玄葉大臣から,四島は日本に帰属するというのが日本の立場であることを指摘し,両国間に真の友好関係を構築するためには,領土問題を解決し平和条約を締結することがこれまで以上に必要であることを強調した。両国の立場は大きく異なるが,相互信頼の雰囲気が高まっていることを踏まえ,この問題を棚上げすることなく,静かな環境の下で両国間のこれまでの諸合意及び諸文書,法と正義の原則に基づき問題解決のための議論を進めていくことで一致した。玄葉大臣から,次官級協議の再活性化を提案したのに対し,ラブロフ外相はロシアの新政権成立後に開催したいと述べた。
と、外務省のホームページに載っている。
この玄葉大臣の発言は、かねてから(10数年前)私が、話していた事であり、私の考え、主張が活(い)きてきたものと受け止める。
日露関係においては、空白の10年と言われてきたが、昨日の会談で、プーチン大統領が誕生した暁(あかつき)には、領土問題が進展する環境が出来ると私は受け止めている。
朝、千歳から羽田に。乗り継いで大阪に向かい、14時から、以前から頼まれていた講演「領土問題と外交・今、政治に求められているもの」というテーマで、私の考えを話させて戴く。
講演の機会が、月3~4回のペースで入っており、有難い限りだ。しっかり新党大地の発信をして参りたい。
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