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G7を虚仮にしてでも北朝鮮との合意締結を優先したトランプ大統領の戦略をどう評価すべきか

取り敢えずは瀬戸際外交の得意な北朝鮮を自分のペースに巻き込んだのだから、トランプ外交の勝利だと言っていいのだろう。

エポックメーキングな米朝首脳会談だったことは、間違いない。

G7の際には如何にもアメリカが他国の首脳から難詰されているような光景が現出したが、今日の米朝首脳会談で示されたトランプ大統領と金正恩委員長の表情は如何にも明るい。

米朝間の長年の蟠りがこれで氷解することになるのではないかと思わせるほどの両首脳の親密さが滲み出ている。

どういう内容の合意文書に署名したのかまだ明らかになっていないが、アメリカにとっては予想していた以上の芳しいものになったようである。

トランプ大統領は本気でノーベル平和賞を狙っているのかしら、と思わせるような展開だ。

初めて会談して、その日の内に合意文書に署名するまでになったのだから、今日の会談を成功裏に終えるための周到な準備がアメリカと北朝鮮の双方の間で進められていたということである。

これがトランプ流のディールなんだろう。

自分の思いどおりの結果を出させるためには、何でもやる。

自分の行く手を遮る者は遠慮なく更迭し、必ず結果を出す。

取り敢えずはトランプ大統領の勝利である。

G7の他国の首脳は虚仮にしてでも、北朝鮮の金正恩委員長との合意締結を優先したということだろう。

これで金正恩委員長の体制は保証されることになったはずである。

多分、北朝鮮側も勝利したと見做すはずである。

日本時間の午後5時に会見が設営されており、そこで合意文書の詳細が発表されるはずだが、とにかく新しい時代の幕開けになったことは間違いない。

拉致問題がどうなるか、日本は今後どういう負担を求められることになるのか等一切不明だが、とにかく私たちは新しい時代に適応していくしかない。

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