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結愛ちゃんの悲劇を繰り返さないため、やるべき5つのこと

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目黒区で起きた結愛ちゃんの虐待死事件には、胸がしめつけられます。

どうすれば、小さな命を救うことができたのか、

政治の責任として、真剣に考えていかなくてはなりません。

昨日は、当事務所として、本件を香川県側で担当した香川県西部子ども相談センターの久利文代所長から話を聞かせていただきました。

こうしたご意見も踏まえつつ、早急に対策に取り組んでいきたいと思います。関係する議員連盟でも取り組みが進んでいますので、超党派で取り組んでいきたいと思います。

【経緯の概要】

〇2016年9月 児童相談所(香川県西部子ども相談センター)が、家庭訪問を開始

〇2017年2月、5月 香川県警が傷害容疑で船戸雄大(父)容疑者を書類送検⇒不起訴

〇2018年1月初旬 香川県善通寺市から目黒区に転居=指導措置解除

*雄大容疑者は東京の大学に通っていたことから、知人の多い東京に引っ越ししたが、東京では仕事が見つからず孤立

〇同年2月9日 品川児相が家庭訪問するも、結愛ちゃんとは接触できず

〇同年3月2日 船戸結愛ちゃん死亡(平均体重20㎏を下回る12.2㎏)

1月時点では体重16.6kgで、虐待の外傷もほとんどなかったため、「親権停止」に及ぶほどの状況ではなかったとのこと

〇同年6月6日 両親を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕

【児童相談所の現状】

・香川県児相が二度「一時保護」するも在宅復帰
*国の方針として「家族再統合」が原則となっており、一時保護児童の95%が在宅復帰しているのが現状。

・「親権停止」の申し立てに至るまでのハードルが高い
*家庭裁判所を通す方法もあるが稀である。

・香川県内では、一時保護を含め、養護施設は定員オーバー
*乳児専門ではない施設で乳児を預かってもらっているのが実態で、ファミリーホームも1ヵ所しかない。

・また、処遇困難児が増えているため、里親委託しようにも、数日預かって辞退されることが多い

・児童相談所の職員は慢性的な人員不足で、1人が100件以上を担当している
*香川県西部子ども相談センターでは昨年3名増員だが、全員新卒で教育が必要なのが実情。
*児相職員が疲弊しており、昨年は、精神疾患で1名が辞職した。
*事件以後、毎日50件程のクレーム電話があり、長い方で2時間超にも及び、その対応に追われて、ケースワークができない。
*学習指導のため教員OB1名/毎日(3年前から常勤)、法律相談のため弁護士1名/週(非常勤)がつくようにはなった。

以上のような経緯や現状を踏まえ、以下の5点について、早急に取り組みたいと考えます。

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