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ロシアW杯メンバーは「忖度ジャパン」 西野監督が特に期待する選手とは? - 「週刊文春」編集部


固い表情で会見に臨んだ西野監督 ©共同通信社

〈年功序列ジャパン〉(スポニチ)、〈おっさんジャパン〉(サンスポ)、そして極めつけは、〈忖度ジャパン〉(ニッカン)……。

 5月31日にロシアW杯に臨むサッカー日本代表23人が発表された翌日のスポーツ紙は軒並み辛辣だった。

「毎回、このメンバー発表におけるサプライズ選出&落選は、本番前最大のヤマ場。前日の壮行試合(ガーナ戦)で完敗した直後だけに、ドラスティックな入れ替えがあるかも、という期待もあったのですが……」(スポーツ紙記者)

 フタを開けてみれば、ハリルジャパンなら外されていた可能性もあった本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の“ビッグ3”がメンバー入り。

「当初は実戦から遠ざかっていた香川に対する評価は低かったようですが、欧州でのネームバリューを考えても外せなかったようです」(同前)

 一方で、今季ポルトガルで10ゴールを挙げた中島翔哉、ベルギーで11ゴールの久保裕也ら、一部で噂された若手新戦力の抜擢はなかった。

「さらにガーナ戦に出場した井手口陽介や、浅野拓磨ら20代前半の選手も軒並み落選で、平均年齢は過去5大会と比べても最も高い28.17歳となりました」(同前)

 西野朗監督は「過去の力を持って、将来、可能性を感じる選手を基準として考えた」と語ったが、“忖度ジャパン”と揶揄される背景には、日本サッカー協会のスポンサーで香川と契約するアディダスなどへの配慮があったのでは、という声もある。だが、日本代表を取材するサッカーライターは、こう語る。

「忖度というより、苦渋の選択ではないでしょうか。西野監督にとってW杯は初体験の舞台。現場からも2年離れていますから、W杯出場組の経験に頼らざるを得ない」

 その西野監督が特に期待をかける選手がいるという。

「ドイツ2部デュッセルドルフで今季8ゴールを記録、チームの優勝にも大きく貢献した宇佐美貴史です。西野さんは、ガンバ大阪の監督時代、当時高校2年生だった宇佐美をトップチームに引き上げました。宇佐美が日本代表で最後にゴールを奪ったのは2年前ですが、実績重視の選考の中で、彼の選出にはこだわった感じがあります」(同前)

 “愛弟子”宇佐美は西野ジャパンの救世主となるか?

(「週刊文春」編集部)

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