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05月16日 14:50
日本の法律はガラパゴス

国交省は、関越道で7人が死亡したバス事故を受けて、バスなど公共交通の安全を確保するための「検討チーム」を設置し、どういう方向性で取り組むべきかの協議を始めたと言う。 子供でもあるまいし、今更「ど...
FT紙によれば、ギリシャ協議がこう着する中、今度はIMFがECBにも圧力を掛けてきたようだ。
以前のエントリー にて、ギリシャ国債保有の債権団が「ECB等の公的セクターがビタ一文損しない」という事に対し不満を持っている、という事に触れたわけだが、IMFは協議打開に向けてECBにも圧力を掛けてきた事になる。
この報道が、実際の状況をどこまで反映したものなのかは分からないが、ECBは「欧州危機の最後の砦」という特権を活かし、最後まで素知らぬ顔を通すだろう、ECBの資産が毀損する事になれば、ユーロの下落圧力は再び高まってくる。ECBは単独機関としては最大のギリシャ国債保有者であり、IMFや債権団の要求に応じる事は無い。
IMFや債権団からの要求が高まってくるようであれば、ECBは今現在行っている国債買取オペ(SMP)を止めてしまう可能性だってある。欧州危機は、ECBのサポートがあるからこそ誤魔化しが効いているわけであって、それを考えれば今回のIMF要請は、ECBのはね付けによって、軟化する事になるだろう。
ただしかしながら、IMFが債権団の言い分に耳を傾けている事を考えれば、ギリシャ債務交渉のパワーバランスはここにきて明らかに変わってきた事を示している。言ってしまえば、今回の協議打開は債権団ではなく、欧州・IMF側に掛かっている訳だ。
TARGET2と「ドイツのリスク」
ドイツはここにきてギリシャとの友好関係を強調している訳だが、ギリシャのユーロシステムに対する債務は拡大の一途を辿っている。
NY連銀の報告(ソースはNCB)によれば、ユーロシステムへのギリシャの債務は1060億ユーロとなっている。 1位はアイルランドの1210億ユーロで、スペインは1040億ユーロ。かたやドイツの債務規模は5080億ユーロ。 (昨年11月)
すでにご存知の方もいるとは思うが、ユーロの決済システムは「TARGET2」といわれる単一プラットホームで構築されており、このしくみの為に、(結果的として)ドイツから周辺国へ資金を貸し付けている事になっている。
要するに、ユーロ諸国債権・債務はTARGET2を経由してバランスしており、「危機国」の債務規模とドイツの債券規模は同時進行で拡大している事になる。
このユーロにおける決済システム(TARGET2)についてはニューノーマルレポートで説明するが、この傾向は、07年以降急速に進んでいる。ドイツがユーロ・フレームを崩したくない理由は、実はここに集約されるという話。 この事は「ドイツの隠れたリスク」として、昨年末に話題になっていた。
ギリシャ並びにその他PIIGS諸国が仮にユーロを離脱すれば、それらの国の通貨切り下げとともに、ドイツの債権額・離脱国の債務額は急速に拡大する。ドイツからすれば「取り立て」はほぼ不可能、そんな事はドイツが許さない訳だ。
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Eリサーチ&コンサルティング代表。金融アナリスト





