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医療従事者でもやはり正確には知らない 今のがんの「遺伝子治療」はほとんど詐欺 正しい医師に導くだけでも医療難民にはかなり違うのかも

中山先生の記事。
がんを「告知」された時にすべき3つの質問 特別編3回 家族にもできることがある
>1 がんの治療は慣れているか(1年で何人くらい担当しているか)
>2 どんな予定で検査や治療を進めるつもりか
>3 私・家族にできることは何か
とてもいい内容です。ただツイートでも書きましたが、この記事の「がん」は外科医が対応できる「がん」なんですよね。血液内科領域等では、専門施設以外年20の経験は多分無理で、10でも多分無理。そうするとbタイプの専門の医師しか対応できないんですよ。そう治療できるのは記事であげているbタイプの医師しかないんですよね。

この記事に難癖をつけているわけではありません。一般の方へはとてもいい内容の記事です。

このように不満が多い日本の医療ですが、それでも世界基準では日本はやはりAccess and Quality Indexでかなり上位のいい医療みたいなんですよね。

そんな中30代の若いスキルス胃がんの患者さんについて相談を受けました。その方が現在治療されている病院はスキルス胃がんの症例は多分年間10人弱。伝聞になりますが1、2、3については説明されていないようです。

「先生何か方法ないですか」

彼の友人である医療従事者から質問受けたのですが、何せ情報が足りない!

手術ができない状況らしく、化学療法をしているらしいのとはわかりましたが、家族含めて今後のことについて不安で仕方がないとのことみたいです。当然でしょう。

まず現状の把握、標準治療かどうか、セカンドオピニオンの必要性、臨床試験への参加、さらなる情報収集、諦めない気持ちなどを説明し、一番大切な紹介状を書いてもらうことを伝えるように言いました。

そこで出てきた「遺伝子治療はどうですか?」

という質問には、医療従事者でもやはりこうなんだよなと思ってしまいました。本当に効果のあるCAR-Tなどと区別ができていないんですよね。もちろん現状効果のある遺伝子治療はないとはっきりと否定しておきましたけど。

今まで血液内科領域だけのセカンドオピニオンをやっていましたが、それこそある程度のがんに対してセカンドオピ二オンもやるべきなのかな。そこまで専門ではないけど、少なくとも正しい医療、正しい医師に紹介するだけでもかなり違うだろうな。対応できないか少し検討します。

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