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森友加計問題 首相答弁を修正

衆参両院の予算委員会では、昨日28日、集中審議が行われました。安倍首相は、学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐる自分自身や昭恵夫人の関与について「お金のやりとりがあって頼まれて行政に働きかけた、という意味での関わりはない」と、これまで否定してきた「関与」を贈収賄に問われるような範囲に狭めて、答弁を軌道修正しました。

また、集中審議の2日前になって、加計学園は、県や市に誤った情報を伝えていたというコメントを発表しました。これは、学園が「(当時の担当者に確認したところ)実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出した」などとする紙1枚のファックスを報道各社に送ったものです。

愛媛県知事が、まず県や市に説明があるべきで、まだないと怒るのは、当然だと思います。昨日の集中審議で、架空の面談をでっち上げ獣医学部を新設しようとしたのなら、首相は利用されたのに怒らないのはおかしい、と質問されたのに対して、安倍首相は「私は常に平然としている。コメントのしようがない」と逃げの答弁をしました。加計氏は、「私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことはない」と日ごろ説明しているのとは、整合性がつきません。

「学園に説明を求めず、うみなんか出るわけはない」という野党の指摘は、そのとおりだと思います。新聞では、「ご飯論法」ということばが、使われています。朝ご飯を取ったかを聞かれて、パンを食べたのに「ご飯は食べていない」とはぐらかす問答のことで、国会での政府答弁の不誠実ぶりを指し、インターネット上で話題になっている言葉だそうです。

情けない話では、ありませんか。もう森友加計問題は、あきあきした、という声も聞こえますが、そうはいきません。野党が求めている、加計理事長の証人喚問、中村愛媛県知事などへの参考人質疑をしてもらいたいと思います。このモヤモヤ感が払拭されないかぎり、政権与党にボディーブロウのように効いてくると思います。

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