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【スタバの困惑】

スターバックスで商品を買わずにお手洗いを借りようとした黒人の男性が拒否され、店の連絡で駆けつけた警察に逮捕された一件をきっかけにスターバックスが対応に追われています。

多くの人に気軽に入ってほしいけど、ホームレスや麻薬中毒者のたまり場になっても困る、ということのようです。スターバックスが本社を構えるシアトルでホームレスが急増していることも関心の高さの背景にありそうです。

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USA Todayは、20日、スターバックスが前日の19日に従業員に対して「パテオやカフェ、お手洗いを含めて入店した人は、商品の購入いかんにかかわらずお客さまだ」と通知したと伝えています。

これは4月にアフリカ系アメリカ人の男性2人がフィラデルフィアにあるスタバックスで、ほかの客さん同様に商品を買わずにお手洗いを使おうとしたら店の連絡で駆けつけた警察官に逮捕されたことがきっかけです。

21日になってAPは、スターバックスが従業員に対して、医療的な手当てが必要な事態、強盗、暴力を受ける事態に限って、警察をよぶようガイドラインを設けたと報じています。

「これに先立って、スターバックスは、商品を買わない人への対応に明確なガイドラインがなく、しばしば現場の判断に任された」といいます。

フィラデルフィアの一件のあと、広報が「ガイドラインでは、商品を買わない人には店を出るよう伝え、拒否すれば警察を呼ぶ」と説明していましたが、それが謝りだったと示唆

また、WSJは、スターバックスが19日に、商品を買っても買わなくてもカフェやお手洗いを利用できる方針を打ち出したあと、多くの批判を浴びたと伝えています。

「顧客の中には、実際に商品を買う人が店内にすわる場所がなくなるとか、公共トイレが麻薬使用者を呼び寄せるのではないかと不安を示す人もいた」ということです。また、このままではスターバックスがホームレスのシェルターになるとして、スタバをもう利用しないという声を紹介しています。

これを受けて21日になってスターバックスが喫煙、麻薬やアルコールの使用、お手洗いの不適切な使用や寝ている人がいれば従業員は対応すると明らかにしたとしています。

記事では「SNSで何でも拡散する今、社会的にセンシティブな問題への企業の対応の難しさを示している」と解説しています。これらの方針はあくまでもアメリカの直営店が対象だということです。

CNNは、専門家の話として、商品を買わない人も顧客として店内に迎え入れるという方針を「とても大胆」で、「どこまでが許容範囲か試してやろうという人たちが出てきて、いまのビジネスを破壊しかねない」と紹介しています。

スターバックスは5月29日に全米の8000の直営店を閉じて人種差別に関する研修を行うと締めくくっています。

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