記事

西城秀樹さん語っていた家族への感謝 絶望から家族一丸で奮起

image

「傷だらけのローラ」「YONUNG MAN(Y.M.C.A)」などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹さんが5月16日、急性心不全で死去した。63歳だった。

郷ひろみ(62)、野口五郎(62)らと「新・御三家」として'70年代に一世風靡したが、'03年と'11年に脳梗塞を発症。西城さんは'14年、本誌のインタビューで闘病中の苦悩を告白していた。

「時間がたつにつれて右半身に後遺症が出てきて、毎日考えるのはネガティブなことばかり。『この先どうなるんだろう……』『もうステージに立てないんじゃないか……』とか。それが高じて一種のノイローゼ状態になって、ついには『死にたい』と思うようになった。妻や子供たちがいるにもかかわらず。その状態が再発から1年近く続いたんじゃないかな……」

絶望の日々から彼を立ち直らせたのは、18歳年下の夫人、長女、長男、二男の家族一丸となっての支えだった。

「最初に脳梗塞を発症したとき、妻から『焦らないで、ゆっくり治していこうね』と言われました。その言葉が頭にあって『そうだ。とにかくできることから、ゼロから歩もう』と思ったんですね」

子どもたちも、西城さんを気遣っていたという。

「男の子たちは一緒に入浴したとき、右手が不自由な僕のために背中を流してくれる。また、暗いところを歩くときや、階段を昇り降りするときは『パパ、危ないから』と言って、必ず手を差し伸べてくれます。もちろん長女も。そういうときは、本当にありがたい、嬉しいと思う反面『迷惑をかけたくない』とも思う。その思いが、リハビリの励みになるんです」

懸命にリハビリを続け、還暦を記念したアルバムを完成させた西城さんは、その先の目標をこう語っていた。

「願わくば、いちばん下のチビが20歳になるまで現役でいたいです。だから最低あと10年。健康に十分気をつけて、歌い続けていきたいと思っています」

この言葉から4年。「あと10年」という願いは届かず、西城さんは天国へと旅立っていった――。

あわせて読みたい

「西城秀樹」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    チコちゃんに飽き?NHK編集が秀逸

    メディアゴン

  2. 2

    関口宏3選チクリ 自民議員が反論

    和田政宗

  3. 3

    半分、青い。の震災表現は逃げ

    井戸まさえ

  4. 4

    日村の淫行疑惑に高まる擁護論

    女性自身

  5. 5

    キングオブコントV逸 痛恨のミス

    メディアゴン

  6. 6

    中居正広がTVで語った本音に感銘

    文春オンライン

  7. 7

    石破氏に苦言呈す甘利氏に違和感

    郷原信郎

  8. 8

    大正製薬 特許切れで人員大削減

    MAG2 NEWS

  9. 9

    進次郎氏の沖縄入り 党に媚売り?

    猪野 亨

  10. 10

    沖縄で選挙応援する小池氏に苦言

    おときた駿(東京都議会議員/北区選出)

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。