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諸悪の根源はNHK!? 元TOKIO山口達也「強制わいせつ」事件

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BLOGOS編集部
TOKIOのメンバーだった山口達也(46)による女子高生への「強制わいせつ」事件は、被害者の女子校生との間で示談も成立したことから予定通り「不起訴(起訴猶予)」となり、同時に山口が責任をとってTOKIOを脱退、ジャニーズからも離れることで一件落着となった。が、どうも全てが〝想定内〟だったんじゃないかという流れ…。

その〝想定内〟ということでは、東日本大震災と原発事故で被害を受けた福島で復興活動に携わってきたTOKIOだったが、山口の事件でポスターを外したり何やらで、一度は活動継続が後退しかけたけたものの、ここにきて「引き続き(山口を除いた)4人に力を貸していただきたい」と、今後もグループを起用していくことで決まった。

それだけではない。東京都も20年東京五輪(オリンピック)&パラリンピックのフラッグツアーでのスペシャルアンバサダーを〝続投〟させるという。当初、小池百合子知事は「これまでTOKIOの皆さんには、大会の機運醸成に大きな役割を果たしていただいただけに残念だ」なんて言っていた。ところが、ここにきて「都としては、引き続き(4人に)頑張ってもらうことにした」。

確かに、今回は山口が個人的に起こした事件であって、TOKIOとは関係がないと言っちゃそれまでだが、だったら事件発覚以来、連日、メンバーそれぞれが出演する番組内でコメントし、謝罪し続けてきたのは何なのだ。

それだけではない。それほど意味のないような〝謝罪〟の記者会見まで開いたりもした。

何で? それは、今回は「山口の個人的な事件」であってもグループとしては、やはり〝連帯責任〟があるとメンバー全員が感じていたからではなかったのか。それとも、ここはビジネスライクに来年の25周年を見据えて〝仲良しグループ〟だったってことを世間に改めてアピールでもしたかったのだろうか?正直言って理解に苦しむ。

いずれにしても、4人で活動していくことに対しても、会見で長瀬智也は「TOKIOの楽曲は彼の演奏する(ベースの)音がないと形にならない」と言い切り、しかも、今後の音楽活動については〝白紙〟だと明言していた。

えっ!〝白紙〟ということは「活動を停止する」ということだろう?ここで揚げ足を取るわけでではないが、彼らは「断腸の思い」としながらも「被害者の方、ご家族への謝罪の思いや、いまはそんなことを言っていられません」とまで言っていたではないか。 にもかかわらず…。

だけど、(山口は)もうジャニーズも辞めちゃったし、いつまでも、そんなことをグダグダ言っていても仕方がないってことだろうか? でも、私の頭の中でいうなら、TOKIOというのはロックバンドで、〝音楽活動〟がメインのグループだと認識していたのだが…。ところが、その〝音楽活動〟を全て〝白紙〟にしておいて、これからは4人でTOKIOをやっていきますってのも、「何だかなぁ…」と思ってしまう。

福島の復興活動に関しては、素晴らしいことだし、誰にでも出来る事ではない。だったら「これからはTOKIOとしてではなく、僕たち4人のライフワークとして頑張っていきたい」とでも言った方が気骨があってカッコよかったのに。

それと、東京五輪のフラッグツアーでのスペシャルアンバサダー。正直言って、この立ち位置というのが何なのか、ちょっと分かりにくいのだが…。それでも、ジャニーズ事務所としては、都から求められれば、それは当然「お受けしたい」ということになるだろう。だけど、これまで山口の事件では、メンバーが矢面に立ち続けてきたことを考えると、ここはメンバーの意志として「ありがたいお話ですが…」と、逆に断っちゃった方がイメージ的には良かったように思う。そうでなければ、何か二枚舌っぽく見えてならない。ここは一歩引くのも必要だろうと私は思うのだが…。

山口達也の不起訴処分は納得行かない

それにしても、山口の不起訴処分ということについては、前回も、ここで記したが、いまでも納得できない。

結局のところ17歳の女子高生に「強制わいせつ」しておきながら、金(示談金)で無罪放免ってことだろう。事件についても所轄の「麻布警察署」は被害届を受理しただけで、捜査は本庁捜査1課が動いたという。ってことは「強制わいせつ」でも凶悪犯に近かったのではないか?それが「不起訴」になるっていうのが意味が分からない。いくら示談しても、それは被害者との間のことで、法治国家としての日本では事件は事件、犯罪は犯罪だ。自分の犯した罪は、ちゃんと罰せられ償わなくてはならない。

そういえば思い出すことがある。

「わいせつ事件」ではないが、2年前のことである。グラビアアイドルの高部あいがコカインの所持で逮捕されたことがあった。ところが、東京地検は「起訴猶予処分」するという、実に不可思議な出来事があった。

「所持料が微量で社会的制裁を受けた」と言うのが理由だったが、全く理解出来ない。だいたい(自宅で)コカインを所持していて、尿検査も陽性反応。何より本人も認めていた。要は「真っ黒」な犯罪である。「覚醒剤は厳罰に処する」が「コカインだったら…」なんてあり得ないだろう。これが「起訴猶予」っていうんだったら、それこそ酒井法子は完全に「起訴猶予」だっただろう。

東京スポーツはこの事件について「検察は捜査段階から甘かった」とし、担当検事は高部を「あいちゃん」なんて呼んでいたなんて報じた。耳を疑うことである。もちろん、彼女が「妊娠していた」ことも考慮したのかもしれない。だけど、この「起訴猶予処分」には警視庁の捜査員でさえ疑問を抱いたという。

いずれにしても、こんな処分ばかりしているから、芸能人は犯罪に対して認識が甘く、ルーズになるだろう。結果「犯罪に対して芸能界は甘い」なんて言われるようになる。検察は襟を正して欲しいものである。

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