記事

落ちこぼれの特権

1/3

いよいよ翌日の5月11日、文藝春秋社より『全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方』 が発売されます!!

全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方全部やれ。 日本テレビ えげつない勝ち方posted with amazlet at 18.05.10戸部田誠(てれびのスキマ)
文藝春秋
売り上げランキング: 874
Amazon.co.jpで詳細を見る

これは、昨年『週刊文春』にて10回(前編5回、後編5回)にわたり短期集中連載された「日本テレビ『最強バラエティ』のDNA」を大幅に加筆修正及び再構成したものです。
80年代低迷していた日本テレビが、12年連続視聴率三冠王の絶対王者フジテレビを1994年に逆転するまでを当時、最前線で戦った当事者たちの証言を元に描いたノンフィクションです。
雑誌連載という形式上、どうしても文字数の関係で削らなければならなかったエピソードなどを追記したのはもちろん、連載時には果たせなかったライバルであるフジテレビ側にも追加取材を行い、新たな章を書いています。
さらにエピローグには、のちに日本テレビを揺るがした“あの事件”にも触れています。

日テレが苦手

正直言って、僕は日本テレビのバラエティが苦手でした。
『新春TV放談』では毎年バラエティ番組の人気ランキングが発表されます。

f:id:LittleBoy:20180510202058p:plain

こういうランキングでも日テレの強さは目立ちます。
が、僕は「テレビっ子」を自称しながら、ここに挙げられているような日テレの番組をほとんど見ていませんでした。
実際に見れば確実に面白いのだけど、なぜか積極的に見ようとしなかったのです。
それが「苦手」ということなんだと思います。

そんな僕に『週刊文春』から日テレについて書いてみませんか、という話をいただき、正直戸惑いました。
自分でいいのか? 大丈夫だろうか?って。

ちょうど同じ頃、「文春オンライン」の不定期連載「テレビっ子」シリーズが始まりました。
最初のゲストは、『新春TV放談』にも出ているヒャダインさん
そのときに僕は、テレビっ子の好きな番組とは乖離があるんじゃないかということを聞いてみました。
するとヒャダインさんはこのように答えました。

ヒャダイン:そうなんですよね。でも一般的にはそういうことなんだなと思いました。マスはこっちが好きなんだなと。マスが好きなものを供給している日テレというのは大したものだなと思いますね。だからいい意味で日テレって物凄く〝下品〞なんですよね。みんなが欲しいものをリサーチして、なりふり構わず出すという。そこにプライドもへったくれもない。あの感じがランキングにも出ていて、逆にぼくは非常に好感が持てました。内容云々は抜きにして、ビジネスとしてちゃんとやっている。テレビの種火を消さないようにしてくれているじゃないかと思います。

「いい意味で下品」という言葉に合点がいき、「テレビの種火を消さないようにしてくれている」という指摘にハッとしました。
確かにそうだ。
もうテレビはダメだ、などと言われている時代に、日本テレビはそれでも歯を食いしばって、 下品とも言われるくらいのサービス精神で、視聴者に見やすい番組を提供し続けている。世間とテレビをギリギリでつなぎとめている。 それに気づいた時、やっぱり日本テレビについて書きたいと思いました。

あわせて読みたい

「日本テレビ」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    加計理事長のドサクサ会見は卑劣

    宮崎タケシ

  2. 2

    香川が名乗り 仲間も予想外のPK

    文春オンライン

  3. 3

    ZOZO田端氏の残業代ゼロ論は呪い

    国家公務員一般労働組合

  4. 4

    朝日の信頼度が5大紙で最下位に

    島田範正

  5. 5

    新幹線を叩くマスコミに違和感

    MAG2 NEWS

  6. 6

    米朝会談で断たれた北の逃げ道

    MAG2 NEWS

  7. 7

    ドンファンが語っていた新妻S

    MAG2 NEWS

  8. 8

    飲酒で出社 フジテレビの思い出

    幻冬舎plus

  9. 9

    橋下氏 トランプ氏の交渉は神業

    PRESIDENT Online

  10. 10

    在京テレビは被災経験局を見習え

    NEWSポストセブン

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。