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与野党あげて政官関係をしっかりと考えるべき - 5月11日のツイート

①柳瀬総理秘書官(行政)が陳情を受けることについて、何の問題意識も持たない人たちは、政治と行政の役割分担・境界線(政官関係)と外形的公正性に疎い人たち。特に永田町や霞が関の人たちはユルユル。当局が具体的ニーズを把握する必要があるにせよ、それは総理秘書官の権限ではない。

②僕が作った大阪ルールの一例では、ⅰ知事・市長の行政秘書は陳情等の対外接触はしない。権限がないから当然。権限のある行政担当者か知事・市長の「政治」(特別)秘書が陳情の受付を行う。ⅱ知事・市長の政治秘書は行政に直接指揮命令できない。知事・市長に報告の上、知事・市長が行政に指揮命令。

③ⅲ知事・市長の政治秘書が受けた陳情に関し、知事・市長が行政に指揮命令した場合には記録して公開する。ⅳ知事・市長の政治秘書が行政に何らかの働きかけをした場合も記録・公開。ⅴ知事・市長の政治的な対外交流の場に行政の人間は同席しない。当然知事・市長の政治資金パーティへの参加は不可。

④大阪ルールなら、行政秘書である柳瀬氏が、安倍さんの対外的な交流を深める(政治的)バーベキューに参加することは不可。また対外的な陳情を受け付けることも不可。野党議員もここまできっちりと政官関係を考えていないから何が問題か分からない。与野党あげて政官関係をしっかりと考えるべき。

柳瀬氏の安倍さん主催のバーベキュー参加や加計学園関係者との接触は大阪ルールではアウト。ただし柳瀬氏の責任ではない。与野党含め政治家が官との関係についてのルールを定めていないことが元凶。

国の政治行政では国政選挙においても行政が与党をサポートする。党首討論では総理・与党総裁に行政職員がゾロゾロ付き、総理・与党総裁は行政が作成した資料で討論に臨む。選挙の場面では行政は中立にならなければならないのに。大阪では厳格なルールを定めた。

http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000184823.html
大阪では官に厳しいルールだけではなく、市長にも外形的な公正性を保つ厳格なルールを作った。違法不正がなければ問題ないというのは通用しない。公正さを疑われないルール、態度振る舞いが必要。国は緩すぎる。

http://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000184823.html
この条例は全国でも大阪だけ。選挙が始まると役所のホームページからポスター・資料に至るまで、市長の写真などが一斉に消える。市長が政党代表をやっていても同じ。政治と行政の境界線についてここまでの感覚がない国会議員にはモリカケ問題の本質は分からないだろう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180511-00000052-jij-pol
霞が関はほんと大丈夫か?こんなことだと違法不正がなくても、国民は誰も政府を信用しなくなる。膿が溜まりきった霞が関は、政権交代の可能性がなく緊張感を欠いた政治行政が原因。政権交代の可能性があれば野党が与党になる可能性を恐れ、政府はいい加減なことができなくなる

※この記事は橋下徹元大阪市長のツイートを時系列順に並べたものです。

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