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原発の全面停止まであと5基・本当の選択はこれから始まる

 今日の夕方から、四国電力の伊方原発2号機が定期検査に入り、出力を低下して深夜には発電を停止します。これで残る稼動中の原発は5基となります。今月中にはさらに東京電力刈羽5号と中国電力島根2号が停止するので、残りは3基となります。この3基は、2月から毎月1基ずつ停止となり、4月下旬の北海道電力泊3号を最後として全面停止が実現します。
 当ブログでは、原発の全面停止に向けて、「原発の全面停止まであと○○基」と、リアルタイムでカウントダウンを表示しています。現在運転中の原発と、定期検査で停止する予定期日の一覧表を更新しました。

北海道電力 泊3号 2012年4月下旬
東京電力 刈羽5号 2012年1月25日
       刈羽6号 2012年3月
関西電力 高浜3号 2012年2月20日
中国電力 島根2号 2012年1月27日
四国電力 伊方2号 2012年1月13日

 当初は非現実的と言われてきた原発の全面停止が、ついに現実となる日が近づいてきました。それまでには運転再開をめざす原発が名乗りを上げてくるでしょうが、ハードルは高いでしょう。もしも1基や2基の原発再開があったとしても、原発なしでも日本の電力事情は破綻しないという事実には大筋で変りはありません。原発ゼロは、やればできる現実の政策なのです。

 それがわかった上で、原発立国というエネルギー政策をどうするかの議論が本当に始まります。当面のコスト高を忍受しても脱原発へと進むのか、進むとしても安全策を施して漸進的に原発を減らすのか、それとも直ちにゼロにすべきなのか、公正な議論で国民合意を得なければなりません。

 その際に注意したいのは、原発は運転を止めただけでは安全にならないという重大な事実です。福島の4号機は、運転停止していたにもかかわらず、電源を失ったら1~3号機と同様に破綻したのでした。原発の運転ゼロは、脱原発の入り口に過ぎないのです。つまり全基が停止しても、それで安全には、全くならないのです。

 原発の全面停止は大きな一歩ですが、本当の選択はこれから始まるのです。未来のために、私は直ちに廃炉と最終処理に進むべきと考えています。それは新たな重要産業の始まりにもなるでしょう。

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