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中国でケシの殻使った料理店が野放し、客は陽性反応&常連化


【知らないうちに軽度の麻薬中毒に】

 中国では麻薬成分であるケシの殻を調味料として使った料理を提供するレストランがほとんど野放しになっていることが明らかになった。主に「激辛」をウリにする四川料理や「火鍋」などの鍋料理、ラーメンやスープの類だ。客は知らないうちに、軽度の麻薬中毒となっており、禁断症状が出てくる頃になると、同じレストランに通うなどの常連客になっていることが多いという。米CNNなどが報じた。

 客が麻薬成分が混入している料理を食べたことが分かったきっかけは、交通取り締まりに当たっていた警察官による職務質問や、尿検査だった。

 江蘇省無錫市の高速道路上で、取り締まりに当たっていた警官が少し蛇行を繰り返して、走っている車を発見し、停車を命じて、職務質問。夫婦と子供2人の家族連れで、犯罪には関係なさそうだが、念のために、運転していた夫の尿検査を行った。

 その結果、夫から麻薬成分が検出されたことから、妻や子供2人も尿検査をしたところ、3人とも陽性だった。子供はもちろんだが、夫婦にも違法薬物摂取の前科はない。

 警察の調べによると、彼らは人気激辛レストランで、人気の「マーラータン」というスープを食べており、これが原因と考えられることから、警察はレストランや店主の自宅を家宅捜索。その結果、店主の自宅からケシの殻が400g以上見つかった。ケシの殻は麻薬成分を含んでおり、料理に入れるなどの食品として使うことは違法。警察による成分検査で、薬物が検出されたという。

 その後の警察の捜査で、このレストランの多数の常連客も薬物の陽性だったことが分かった。

 中国政府の下部機関である中国国家食品薬品管理総局は2016年1月、北京、上海、広東省など全国35カ所の飲食店が「ケシの殻」を使っていたと発表。大半の店が、アヘンの原料になるケシの殻を粉状にして、麺やスープ、焼き魚や鶏の唐揚げなどに擦り込んで使っていたという。

 その後、同総局による一斉検査は行われていないことから、ネット上では「激辛レストランの常連になっている人はヤバいかも。知らないうちに、麻薬中毒患者になっているなんて怖いよね」などの書き込みが見られる。

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