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「安倍辞めろ」デモ 過剰警備のなか国会前決壊

弁護士は、バリケードから飛び出しただけで身柄拘束された男性を、必死に抱きかかえたが、警察にはがされた。男性は警察署に連行されて行った。=14日、午後3時40分頃 国会議事堂前 撮影:田中龍作=

弁護士は、バリケードから飛び出しただけで身柄拘束された男性を、必死に抱きかかえたが、警察にはがされた。男性は警察署に連行されて行った。=14日、午後3時40分頃 国会議事堂前 撮影:田中龍作=

 安倍首相の最も嫌がる光景が国会前で再現された―

 「こちらは混雑しています。通れません」。ピケを張った警察隊は、国会議事堂正門につながる歩道の入り口で誤誘導し、参加者を会場に入れさせまいとした。明らかな過剰警備である。

 だが弁護士たちが割って入り、ひと一人が通れるスペースを確保した。安倍退陣を求める集会の会場となった国会前・南北両側の歩道は参加者で膨れあがった。

 「公的文書改ざんするな」「安倍は辞めろ」・・・怒気をたっぷりと含んだシュプレヒコールが、国権の最高機関に突き刺さった。

 警察は鉄製のバリケードを番線(太目の針金)で止め、容易に決壊しないようにした。

南側歩道のバリケードが決壊した瞬間。=14日、午後3時35分頃、国会議事堂前 撮影:田中龍作=

南側歩道のバリケードが決壊した瞬間。=14日、午後3時35分頃、国会議事堂前 撮影:田中龍作=

 午後3時30分。デモ隊は車道から正面突破を図った。真正面に議事堂がそびえる。警察はバリケードを閉めて入れさせまいとした。

 南北両側歩道の警備は手薄となった。5分後、南側歩道のバリケードが決壊、続いて北側も決壊した。

 議事堂正門につながる車道に市民が洪水のように なだれ込んだ。決壊は2015年の安保法制反対デモ以来初めてだ。

 「安倍は辞めろ」。人々はシュプレヒコールをあげながら議事堂に向かって突き進んでいった。

 次回、警察はさらに警備を強化してくるだろう。

「前へ!前へ!」安保法制反対デモで活躍したSEALDsのメンバーが叫んだ。=14日午後3時37分頃、国会議事堂前 撮影:筆者=

「前へ!前へ!」安保法制反対デモで活躍したSEALDsのメンバーが叫んだ。=14日午後3時37分頃、国会議事堂前 撮影:筆者=

    〜終わり~

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