本日もまた、衆議院文部科学委員会で質疑の機会をいただきました。
今日は現在話題になっている漫画の海賊版サイト「漫画村」について文部科学大臣と文化庁に質しました。

ちょうど今朝、こんなニュースがありました。
漫画の海賊版サイト遮断 著作権保護へ民間対応促す 通信の秘密侵害の恐れ 政府、緊急対策決定 (スポニチ)
漫画村とは、最新のコミックや有名漫画、なかには有名小説まで無料で閲覧できてしまうサイトで、これは著作権者の許可を得ていない、いわゆる海賊版サイトです。
漫画家や作家の皆様は、私たちに知的刺激や娯楽を与えてくれる物語を作り、それを私たちは金銭的対価を払って楽しんでいるわけですが、こうした海賊版サイトは無償で閲覧できるようにしてしまうわけですから、これは創作者にとって大き過ぎる損害です。
少し想像力を働かせれば、こうした海賊版サイトがどんなに悪質で、こんなものを許していたら漫画文化、コンテンツ文化がどんどん衰退してしまうことはわかり切ったことなのですが、残念ながら特に若年層は罪悪感をあまり感じていないようで、これも大いに危機感を持ちます。
「漫画村」閲覧に罪悪感がない若者 テレビで堂々と「読みたい」発言 (Livedoor News)
そこで、なかなか取り締まりが難しいこうした海賊版サイトについて、政府がとうとうサイトブロッキングして閉鎖させよう、というニュースだったわけです。