記事

大手3社が発表した「+メッセージ」はLINE対抗サービスか

1/2

「+メッセージ」のアドバンテージ

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは10日、新コミュニケーションサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」を発表した。スタンプが送れるなど、その機能からはLINE対抗のサービスにも見えてしまう。果たしてどうなのだろうか。


スタンプも送れる「+メッセージ」はLINE対抗サービスなのか

「+メッセージ」とは

「+メッセージ」はSMSを進化させたメッセージサービス。SNSでは全角最大70文字しかテキストを送れず、写真・動画などのコンテンツも送信できなかった。対して「+メッセージ」では、3社契約ユーザー間で、全角最大2730文字までテキストを送信でき、写真・動画、スタンプ、グループメッセージ、音声メッセージ、地図情報も送れる自由度の高いものとなる。


メッセージ、スタンプ、地図と多彩に送れる

送信したメッセージは、既読/未読が記される。サービス開始時には、500点の無料スタンプを提供予定だ。まるでLINEのメッセージサービスのようにも思えるが、アドバンテージはないのだろうか。

ドコモらが押すのは、携帯電話番号さえ知っていれば、メッセージを送信することができるという点だ。端末の連絡先と連動しているため、手軽に始められ、もし、不明な差出人からのメッセージが届いても、「未登録」と明記されるため、安心して利用できるとしている。もちろん、LINEにも携帯電話番号を利用した友だち追加機能は存在するが、条件があり、キャリア提供のサービスよりは利用のハードルが高い。

LINE対抗のサービスではない

LINEとの間にわずかな違いがあるが、「+メッセージ」をLINE対抗の新サービスと見てしまうのは仕方がないことだ。しかし、発表会に登壇したNTTドコモ スマートライフビジネス本部 スマートライフ推進部 コミュニケーションサービス担当部長の藤間良樹氏は「対抗意識はない。SMSの正常進化、機能拡張だ」と断言する。にわかには信じがたかったが、サービス開始の経緯を知ると、同氏の言葉に偽りはないとも思えてくる。

そもそも、「+メッセージ」は携帯電話事業者の業界団体「GSMA」で世界的に標準化されているRCS(Rich Communication Services)に準拠したものであり、国内の3キャリアが共同で考案したサービスではない。このRCSがLINEのメッセージサービスと同等だった考えるべきであり、国内で影響力を強めるLINEの現状を分析したうえで3キャリアが始めたわけではないことだ。

藤間氏は「RCSはサービスの拡張性と互換性で国際的に注目を集めている。今後1年でさらに30カ国40キャリアで導入が予定されている。グローバルでの可能性を考えてRCSを採用した」と話す。同氏の発言からは、グローバルトレンドに後れをとらないために、始めたコミュニケーションサービスと認識したほうがいいだろう。

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

あわせて読みたい

「LINE」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    堀江氏「東大のコスパは世界一」

    MAG2 NEWS

  2. 2

    よしのり氏 左翼の人権論に苦言

    小林よしのり

  3. 3

    日本の伝統を理解してない杉田氏

    岩田健太郎

  4. 4

    派遣切り再び 報道せぬTVに苦言

    水島宏明

  5. 5

    橋下氏「パチンコはギャンブル」

    AbemaTIMES

  6. 6

    病院と癒着? FRIDAY記事に苦言

    中村ゆきつぐ

  7. 7

    靖国宮司が皇室批判で辞任の真相

    NEWSポストセブン

  8. 8

    めちゃイケがTVの青春終了を象徴

    PRESIDENT Online

  9. 9

    枝野代表「増税理解できない」

    立憲民主党

  10. 10

    新環境相 学歴詐称の過去に自戒

    原田よしあき

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。