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米ペンシルベニア州下院補選、民主候補が勝利宣言 共和は敗北認めず

[キャノンズバーグ(米ペンシルベニア州)/ワシントン 14日 ロイター] - 米東部ペンシルベニア州の第18選挙区で13日行われた連邦下院補欠選挙は、民主党のコナー・ラム候補が勝利を宣言したが、大接戦の展開で正式な勝者は未定の状態が続いている。

補欠選は11月の中間選挙の前哨戦と位置付けられていたため、共和党は敗北を認めていないものの、危機感を示した。

ラム氏は「予想よりも長く時間がかかったが、われわれは勝利した」と支持者を前に語った。

同州の当局者によると、当選者が確定するのは早くても今月26日になる見通しで、最終的な開票結果は数週間後に判明するとみられる。不在者投票や投票資格未確認の有権者による暫定票の集計は今週終盤に始まり、米軍の投票は来週開票される見通し。

非公式の開票結果では、共和党のリック・サッコーン候補に対するラム候補のリードは627票。得票率はラム氏が49.8%、サッコーン氏が49.6%と、僅差となっている。

サッコーン候補は14日午後、支援者に対するメールで「選挙戦はまだ終わっていない」と強調。全国共和党下院委員会の広報官は、再集計を求めるなどの法的措置を取る可能性も排除しないと述べた。

一方、共和党のライアン下院議長は、同党の下院議員らとの会合で、今回の補選は共和党への「警鐘」だと述べて危機感を示すとともに、議員らに選挙資金をさらに集めるよう強く求めた。

同選挙区は共和党の地盤で、2016年の大統領選挙では民主党のクリントン候補に20ポイント近い差をつけてトランプ氏が勝利した。トランプ大統領は補欠選に向け同選挙区で支援者集会などのイベントを2回行った。

今回の補選は共和党議員がスキャンダルで昨年辞職したことに伴い行われた。11月の中間選挙では選挙区改正で第18選挙区は廃止され、ラム、サッコーン両氏は別の選挙区で再び立候補するとみられる。

民主党は昨年のバージニア州知事選やアラバマ州の上院補選でも勝利を収めるなど、勢いを示している。一部の選挙区ではその土地を支配するイデオロギーなどに適合した候補を擁立し、党指導部と見解が一致しなくても容認する戦略を取っており、ラム氏もその一例だ。

共和党のマイク・ケリー下院議員(ペンシルベニア州第3選挙区選出)は、ラム氏は「むしろ共和党に近い」とコメントした。

*内容を追加します。

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