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『木走日記』自己検証およびお詫び〜関係者ならびに読者のみなさんに心よりお詫び申し上げます

 ここ2回の当ブログのエントリーはこちらです。

2018-03-06 森友文書書き換え問題〜スクープを発した朝日新聞にこそ検証責任がある

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20180306

2018-03-09 朝日の無責任でいじわるな報道姿勢が犠牲者を出したと言えまいか?

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20180309

 この中で繰り返し私は「スクープを発した朝日新聞こそ検証責任がある」と主張してきました。

 エントリーの中身を検証しておきます。

 朝日新聞が「確認」したというあいまいな日本語でスクープ報道を繰り返す、その事実と断定した根拠を読者に示すのが、報道機関としての誠意ある報道姿勢であろうと指摘しました。

 なんという角度を付けた読者への説明責任を放棄した報道姿勢なのでしょう。

 タイトルの「書き換え疑惑」とは名ばかりにこの朝日新聞記事は「書き換え」を事実と断定して決めつけて報道しています。

 現時点で書き換えが事実であるとする検証はスクープした朝日新聞からも財務省からも我々国民にはなされていないのにも関わらずです。

 我々国民が本「書き換え疑惑」で唯一へその緒のように与えられた情報は「朝日新聞は文書を確認」(3月2日記事)したという断片だけです。

 ここまで事実と断定した報道をするのならば、その事実と断定した根拠を読者に示すのが、報道機関としての誠意ある報道姿勢でありましょう。

 根拠を示さず断定報道する、その姿勢は「これはかつて従軍慰安婦捏造報道で、原発事故吉田調書捏造報道で、朝日新聞が陥った過ちを繰り返していないか?」と疑問を呈しました。

 「検証責任は財務省にある」と自らの情報源は秘匿し他者の責任に転嫁しつつ、しかし記事は書き換えを疑惑ではなく「事実」として断定した角度のついた暴走報道をする。

 なぜ事実と断定したのかその検証を放棄しつつ報道を暴走する。

 これはかつて従軍慰安婦捏造報道で、原発事故吉田調書捏造報道で、朝日新聞が陥った過ちを繰り返していないか?

 「根拠も未開示で曖昧にして、角度をつけた決めつけた報道を無責任に繰り返す」このような朝日新聞の報道姿勢は問題ではないか、スクープを発した朝日新聞こそ検証責任があるのではないか、と主張しました。

 誤解なきよう補足しておきますが、今回の朝日新聞スクープ記事が事実でないと決めつけているわけでは、もちろんありません。

 現段階では実際に財務省が公文書書き換えを行なった可能性ももちろんあります。

 しかし朝日新聞のようにこの段階で書き換えを事実と断定した記事を国民に角度をつけて報道を繰り返すのならば、「朝日新聞は文書を確認」(3月2日記事)したなどのあいまいな説明ではなく当該文書の写真を公表するなりより具体的に証拠を開示すべきだと、それが報道機関としての当然の姿勢だと思うのです。

 根拠も未開示で曖昧にして、角度をつけた決めつけた報道を無責任に繰り返す

 朝日新聞のこの報道姿勢が問題だと思うのです。

 自らの記事が真実に基づいておるのか、その記事の検証をいつも後回しに軽んじるその報道姿勢。

 財務省に公表責任があるのは自明ですが、その前にスクープを発した朝日新聞こそ検証責任があります。

 私の主張は、朝日のスクープが真実であろうとなかろうと、「記事の検証をいつも後回しに軽んじるその報道姿勢」は危うい、このような姿勢が従軍慰安婦捏造報道や原発事故吉田調書捏造報道に繋がっているのではないか、としたものです。

 しかしながら、今回の朝日新聞スクープ報道は、現時点(3月14日)で、リーク元はいまだはっきりしていませんが、ほぼ真実であることが財務省自身が認めるところとなりました。

 だとすれば朝日スクープがなければこの疑惑が永遠にうもれてしまっていただろうことを考えれば、私の朝日新聞批判は国民の真実を知る権利に対して真っ向から反した誤りであったと認めざるを得ません。

 ここに朝日新聞社はじめ、関係者ならびに読者のみなさんに心よりお詫び申し上げます。

 このような事態を招き、忸怩たるものがあります。

 朝日新聞に代表されるマスメディアは、「立法・行政・司法の三権を監視する使命がある」という意味合いで「第四の権力」とも称されています。

 さらにマスメディアが現に持っている権力は立法・行政・司法の三権に並んだ強力なものであり、世論を誤誘導させる暴走報道する危険を絶えず警戒しなければなりません、その意味でもマスメディアは監視すべき権力として「第四の権力」と呼ばれています。

 ネット言論空間がマスメディアに批判的に対峙する使命は、正に「第四の権力」をチェックしその暴走に警鐘を鳴らすことにこそあります。

 その意味でも当ブログも今後とも有意義な情報発信を努めるために、自らのエントリーの誤りは真摯に検証し、誤りならばこれを認め訂正し謝罪する必要があるのは当然と考えます。

 朝日新聞社はじめ、関係者ならびに読者のみなさんに心よりお詫び申し上げます。

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