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"眞子さま報道"で問われる元婚約者の品性

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過熱をつづける秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんの結婚延期報道。元「週刊現代」編集長の元木昌彦氏は「踏み入ってはいけない領域まで来たのではないか」と危惧する。そして「写真誌はなぜ、小室圭さんの母親を一方的に非難する元婚約者の写真を撮って載せないのだろう」と問う――。


2017年9月3日、婚約が内定し、記者会見される秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さん(写真=時事通信フォト)

■最初に報じたのは「週刊女性」だった

「小室圭は眞子さんと元カノと同じ時期に交際していた」
「元カノとは、かなり関係がこじれた末に別れた」

ついにここまで来たか、フライデー(3/23号)を読んでそう思った。

秋篠宮眞子さんと小室圭さんの結婚延期についての週刊誌報道は、踏み入ってはいけない領域まで来たのではないか。

圭さんの母親・佳代さんと以前交際していたという元婚約者(68)が、昨年末に週刊女性に話した「金銭トラブル」が他誌でも報じられ、憂慮した天皇、皇后と秋篠宮家が相談して、2年の延期をすることを発表した。

破談か多少の曲折があってもゴールインするのか、週刊誌ごとに見方は違っていることは、以前にも触れた。

それ以来、眞子さんは元気がなく食欲も減退しているという報道もあるが、彼女は圭さんのことを愛していて、「絶対結婚する」と母親である紀子さんに強くいっているという見方もある。

■元婚約者の言い分を垂れ流すばかり

女性自身(3/20号)では、父親である秋篠宮は「結婚を応援する」といっていて、不安視する紀子さんとの間に「亀裂」が入っていると報じている。どの情報も誰それの関係者、匿名の知人などからの伝聞で、真偽のほどは分からない。

そこで、ほとんどの週刊誌が、元婚約者のところに日参し、その男性のいうことを鵜呑みにして、誌面で垂れ流しているのが、婚約延期報道の実情である。

今一度経緯について触れておく。この金銭トラブルを最初に報じたのは週刊女性(12/26号)だった。

圭さんの大学の授業料や留学費用、生活費だといわれ、件(くだん)の男性が振り込んだ明細(友人提供)まで載せている。

だが、男性は借用書をもらっていないから、裁判を起こしても「贈与と認識していたのではないかと推認されてしまう可能性が高い」ため、取り戻すことは難しいと、同誌で弁護士が語っている。

■当時の私信メールまで出して不実をなじる

週刊現代(3/3号)で元婚約者自身がこう話している。

2年間続いた婚約を解消したのは12年の9月。翌年『おカネを返して』と手紙を送り、その年の秋、彼の自宅に佳代さんと「圭さん」が来て、弁護士と相談したという手紙をその男性に渡したという。

佳代さん側の主張は、おカネは贈与であり、婚約を一方的に破棄されたため、精神的な傷を負ったというものだった。

元婚約者は、佳代さんとは1回手をつないだことがあるだけで、キスすらしていないと語り、「私は単なる踏み台だったのでしょう」と自嘲しているという。

その後、佳代さんの実家の宗教問題などが取り沙汰されたり、母親が秋篠宮家にカネを貸してもらえないかと頼んだという報道があったが、裏が取れている話ではないようだ。

動きのない小室家側に業を煮やしたのか、元婚約者は佳代さんと付き合っている当時の私信メールまで出してきて、彼女の不実を詰(なじ)るのである。

■男性の品性を疑わざるを得ない

週刊現代(3/17号)に掲載された元婚約者の「告白」によれば、佳代さんは、結婚を前提に、お互いの総収入を等しく分けることにしてくれと、彼にメールを送ってきた。

その上、事実婚を知られると亡くなった夫の年金がもらえなくなってしまうため、注意してくれとまでいってきた。

彼の生命保険の受取人が娘になっていたのを、自分にしてくれともメールをしてきた。

メールのいくつかは誌面に掲載されているから、2人の間でこうしたやり取りがあったのだろうが、何度もいうが、これは私信である。

それもお互いが結婚しようと合意していた時期に、やり取りをしていたものだ。そうした私的なやり取りを、週刊誌で暴露するというのは、この男性の品性を疑わざるを得ない。

■「彼女に貸した400万円が手元にあれば」というが

週刊文春(3/15号)は、こうした元婚約者の告発には批判の声がないわけではないとしながら、この元婚約者が告発に至った経緯を書いている。

彼は秋田県出身で、高校卒業後、上京してスイスの高級腕時店で修業したという。その後、フランス系のメーカーで、万年筆などの修理の仕事をしていた。

だが昨年6月、パリの本社から解雇契約の打ち切りをいい渡されてしまったそうだ。住まいのローンが残っていたため、新しいアパートに引っ越し、クルマも手放した。

その時は、彼女に貸した400万円が手元にあればと思いながら暮らしていたという。

仲のいい友人と飲んでいた時に、そのことを話すと、「それはひどい!」と憤り、その友人から女性誌(週刊女性)に話が伝わったというのである。

現代と同様のおカネを無心するメールを示し、私への返済のために宮内庁のおカネは使ってほしくない、それは税金だから、「圭くんは若い。本人が働いて稼いだお金で返せるはずです。少額ずつでも良いから、せめて『返す意思がある』ことは示してほしい」と語る。

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