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訂正:英首相、EU離脱方針を来月2日に公表

[ロンドン 23日 ロイター] - 英国のメイ首相は来月2日(訂正)、欧州連合(EU)離脱後のEUとの関係について演説する。

ただ、トゥスクEU大統領は23日、これまで浮上している英政府の構想は「全くの幻想だ」と批判。EU首脳はこれまで、メイ首相に対して離脱方針の詳細を明確にするよう求めてきたが、同首相は与党・保守党内の対立で明確な方針を打ち出せないでいた。

このため、同首相と主要閣僚は22日、EU離脱に向けた政府の方針を協議。首相府によると、首相の公式別荘での協議は8時間続き、議題は自動車業界からデジタル貿易にまで及んだ。

協議の詳細は明らかになっていないが、関係者が匿名を条件にロイターに語ったところでは、メイ首相は会合で、EUのルールや規則からのより迅速な離脱を望む閣僚の意見を受け入れた様子。関係者は「離脱派が勝利した」と語った。

EU離脱が決まった国民投票から20カ月が経つが、英政府は離脱後のEUとの関係について具体的な提案を示していない。

首相府報道官は「非常に建設的な会合で、進展があった。将来の関係に関する首相演説について基本合意が成立した」と述べた。

英政府内では「管理された離脱」構想が浮上している。EU離脱後もEUルールを維持する分野、離脱後に若干変更する分野、離脱後に完全に変更する分野という3種類のアプローチを検討している。

しかし、離脱交渉におけるEUの立場を示す文書やブリュッセル周辺の関係者の発言を踏まえると、英国以外のEU加盟27カ国は英政府の構想を受け入れがたい様子だ。

あるEU当局者は22日、英政府の構想は「えり好みであり、受け入れられるとは思わない」と発言。

別のEU外交官は「英国との交渉において、3種類のアプローチはEUの念頭にない。英政府の構想はその多くが一貫していないため、いずれも理解できない」と述べた。

トゥスクEU大統領も23日、「えり好みの精神がまだ残っているようだ」と表明。英政府の構想は「全くの幻想」であり、来月末のEU首脳会議では、英国を除く加盟国が共同スタンスをとると表明した。

*26日配信の以下の記事で、見出しと本文第1段落の「来月3日」を「来月2日」に訂正します。

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