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日銀・黒田総裁の再任と、撃つべき「バズーカ」の弾

日本銀行(日銀)黒田東彦・総裁の5年の任期が4月8日で終了します。
「次期総裁は誰?」という憶測記事も出回りましたが、結局は黒田氏の続投が決まりました。

日銀総裁は国会の同意が必要な人事で、政府が国会に案を提示して衆・参両院で可決の上で任命する手続きで、2月16日、政府は黒田氏を引き続き総裁として両院の議院運営委員会理事会に提示しました。

黒田総裁はYouTube動画『中チャン(中田宏チャンネル)」を観ていると聞いているのでなかなか書きづらいのですが、今回は
「続投しかなかった」
裏を返せば
「新しい人はリスクが高い」
と読んでいました。

5年前の黒田氏の国会同意の際は国会議員として氏の審査のため3月4日の衆議院・議院運営委員会で質問をしましたが、その後に着任した黒田総裁はいわゆる“黒田バズーカ”と呼ばれる「異次元の金融緩和政策」で2%の物価上昇を目標にしました。
※YouTube動画『中チャン(中田宏チャンネル)」のテロップ「議員」は「議院」の誤字です。

物価上昇の実現で、給料が上がり、ものの需要が増え、経済が良くなることを目指しましたわけですが、依然として上昇は1%に満たず、2%の目標達成時期を6回、延期していて、成功とは言えません。

このような状況で今回、「黒田路線の継続で新しい人」を任命すれば、2%に届かなかった「手法の失敗」と言われかねませんし、新しい手法を行うにも手詰まり感があります。
一方で「黒田路線とは違う人」を任命すれば「これまでの政策の失敗」を認めることになり「安倍政権の失敗」ともなりかねませんから、続投しかないわけです。

金融緩和については過去にブログで書きましたが「副作用が大きい」と言われていますしそもそも金融政策と経済政策は別物と考えます。

2016年2月2日「日銀が劇薬「マイナス金利」それでもヤバいなぁと思うワケ」
http://nakada.net/blog/3803

今後も金融緩和を続けるのであれば政府は”規制緩和バズーカ”のようなインパクトのある政策を撃たなければなりませんがその気配はありません。
黒田総裁にはぜひ健康に留意されて誤りなき金融政策をお願いします。

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