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「政権担える政党になる」古川元久希望の党幹事長

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写真)Japan In-depth編集部

「細川珠生のモーニングトーク」2018年01月20日放送

細川珠生(政治ジャーナリスト)

Japan In-depth編集部(坪井映里香)

【まとめ】

・統一会派の話が消えたので「分党」の話も消えている。

・憲法や安保法制で党内に大きな意見の相違はない。

・希望の党を政権を担える政党にしたい。

  昨年から続いていた野党による統一会派結成への動き。当初は民進党、希望の党、立憲民主党の3党による統一会派結成の予定だったが、立憲民主党の拒否を受け、2党による統一会派の方向へ動き出した。2党内から反発が強まり、希望の党分党の話さえ出た。

最終的に統一会派結成は見送りという結論に至ったが、この混乱の原因はいったい何だったのか、そして今後はいったいどうなっていくのか、希望の党幹事長の古川元久衆議院議員に政治ジャーナリストの細川珠生氏が聞いた。

まず古川氏は、目の前の国会に対応していくためには安倍一強に対してあまりにも野党がばらばらで何の協力もしていないでは、昨年の特別国会のように与党の好き勝手に国会運営をされてしまう、と危惧し「できる限り協力をしていかなければいけない。」と、統一会派へ向け話が進んでいった経緯を説明した。

それを受け細川氏は、「何らかの形で単独でそれぞれ、というよりは結集していくことが大事。」と述べ、野党が結束して安倍一強と呼ばれる現政権に相対峙していくべきとの見方を示した。その一方で、希望の党の中で話が出た分党について聞くと、古川氏は「(統一会派の)話はなくなったので分党という話も消えている。」と答えた。

その経緯について、まず古川氏は、希望の党の参議院議員3名を中心に統一会派に反対する強い意見があったことをあげ、「この3人はいわゆるチャーターメンバーで、小池さんが(希望の党を)立ち上げたときに一緒に立ち上げた人。」と説明。そもそも希望の党の議員は、「立ち上げに携わったチャーターメンバー」、「党の決定に従い民進党から希望の党へ移った人」、「今回の選挙で初当選した人」、と結集の仕方で大きく3つに分けられる。

チャーターメンバーも民進党から移ったメンバーも、民進党の一部が希望の党へ移る、といった状況を前原前代表と小池都知事の「合意と決断」があるまでは想定していなかった、という。そのため、3つに分かれる議員間で「認識のずれ」が存在する、と述べた。

そのずれは埋められないのか、細川氏が聞くと、古川氏は「どちらが正しいというものではない。」とした上で、この認識のずれが統一会派を結成するにあたって埋められなかったため「今回統一会派を組むのであれば分党という形にしようと(いうことになった)。」と説明した。

立ち消えたとはいえ一度は出た分党の議論。それを受けて「一度しっかりと一緒の党としてやっていくのであれば認識をあわせなければならない。」と古川氏は述べた。玉木雄一郎代表も議員懇談会において今回露呈した認識のずれを指摘し、今週にもそれぞれの認識や思いを確認する場を設ける、と表明した。このずれを埋める事が出来ないのであれば「むしろいったん袂を分かつ」ことも念頭に置いていると古川氏は述べた。

細川氏は「執行部の力の見せ所。まとめていくことが求められる重要な場面だ。」と述べ、党内の求心力を高めるべきだとの考えを示した。又、その「認識のずれ」について、「憲法や安保法制などについての考えに埋められないくらいの違いがある」のかと細川氏が質すと古川氏は、「(政策は)そんなに違ってはいないので、しっかり議論してまとめていきたい。」と述べた。

細川氏は憲法改正について、自民党は各議員の意見の違いはあるが党としては一応まとまっている、とし「ほかの政党もそれぞれの思いはあるだろうが、大局観に基づいてまとまってくれればいい。」と述べ、憲法改正に向け野党間の意見調整に期待感をにじませた。

古川氏は、「我々の思いは、政権交代のある政治体制を作ること。政権を担える政党にしたい。」と述べ、各議員間で「いろいろな意見があってもいいが決まったらそれに従うことができなければ政権は担えない。」と述べた。この点は「まさに民主党政権の失敗の一つ」だと指摘した。

古川氏は、民主党政権時、決めたのに従えない人が多くいた、と述べ、「党として決まったら自分の意見と違っても従ってもらう。従えない人がいれば同じ党としてはやっていけない。そこはしっかりしていかないと将来政権を担える政党に足りえない。」と強調した。その考えの下、古川氏は「(党が)小さいうちからそういう文化を作りたい。」との決意をあらわにした。

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