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【アマゾン】、運送業に参入!あなたの利益は私の機会で高い利益率の運送業にチャンス?

180211アマゾン
■ネット通販最大手のアマゾンが自社の配送ネットワークを構築し商品を生産者から消費者まで自前で届けるサービスを検討していることが分かった。実現すればアマゾンの配送を担っている貨物運送のUPSやフェデックスと直接競合し、低い利益率で競合を圧倒するアマゾン・エフェクトが物流業界にも及ぶことになる。

同紙は匿名情報として、数週間以内にもロサンゼルスで「シッピング・ウィズ・アマゾン(Shipping with Amazon:SWA)」と呼ばれる配送サービスを開始する。企業から集荷した商品を顧客に届けるSWAはアマゾンのサイトで商品を販売するサードパーティーの業者に絞ってテストを始めるという。SWAは年内中にも他の地域への拡大やサードパーティー業者以外でも広げていく。

一方で、テストの初期フェーズではUPSやフェデックス、郵便も併用した展開となる。アマゾンは航空貨物ハブを構築し貨物ジェット40機のリース契約を結んで荷物を運んでいるほか、クーリエサービス、海運企業まで持っている。

配送ではUPSやフェデックスなどに依存しながらも、アマゾンは国内にある37都市で注文の一部を自社配送にしている。アマゾンの輸送コストは2015年度の115億ドル(約1.25兆円)から2016年度には162億ドル(1.77兆円)と41%増加し、2017年度は217億ドル(2.37兆円)と前年比34%増加している。今後の成長を考えればアマゾンが自社で配送ネットワークを作って輸送コストの負担を軽くすることは容易に考えられることだろう。

UPSとフェデックスは莫大な投資を何十年もかけながら、広大且つ複雑な配送ネットワークを築き上げている。短期的にはUPSやフェデックスを脅かすことはないだろう。アマゾンの配送ネットワークが構築される将来には、自社物流を他企業に安価に提供することも想像できる。

 どの業界でもいえることだが、アマゾンエフェクトが物流業界にも浸透する可能性は否定できないのだ。

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。アマゾン創業者でCEOのジェフベゾス氏の言葉で「あなたの利益は私の機会(Your margin is my opportunity)」があります。競合店などで利益率が高ければ、そこにはアマゾンが参入できるチャンスがあるということです。

アマゾンの営業利益率は2.3%です。アマゾンの物流の一端を担うユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の営業利益率は9%もあります。フェデックスの営業利益率も8.4%あります。アマゾンから見れば貨物輸送会社がこれほど儲けられるわけですから、そこにチャンスはあるということです。ましてや年々、輸送コストが上がっているわけですからなおさらです。

で、多くの場合、UPSやフェデックスが投じたお金や時間、労力を考えればしり込みします。そんな時間もお金もないということです。アマゾンは顧客第一に考えているので、UPSやフェデックスの8〜9%の利益は顧客に還元できると考えるのです。

 そういえばベゾス氏にはこんな言葉もあります「顧客第一で考えて、発明して、我慢する(Put the customer first. Invent. And be patient)」です。歯を食いしばってでも顧客第一を実現するため配送ネットワークを構築します。我慢したあとのアマゾンエフェクトが怖いですね。

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