記事

センター試験後の予備校広告の謎 河合塾「自分の夢まで、自己採点しないでください。」の疑問

32

全国紙各紙にセンター試験の問題と回答が。もうすぐ新テストに移行するんだな。

共通一次試験からセンター試験に移行したばかりの世代だ。当時から、センター試験前後の新聞で、予備校の高校を見る度に首を傾げていた。何かこう、嫌らしいな、と。「落ちたらウチに来てね」と言っているようなものではないか、と。

札幌では当時、代々木ゼミナールが札幌駅北口にあり。浪人することを「北口コース」と言っていたような。あぁ、北口に行くのか、と思ったり。

いや、気持ちも意図もわかる。別に「落ちたら来てね」と言いたいわけではないし。だいいち、最近では浪人してまで大学に行く率へ私が受験生だった頃に比べて減っているわけで。予備校も「落ちてから行くところ」ではなく、高校に通いながら通うところでもあるわけで。

さらに、この手の広告を見るのは受験生とは限らないわけで。新聞という媒体特性を考えると、その親や、今後、子供が受験をするという親が対象だろう。

とはいえ、今日の河合塾の広告「自分の夢まで、自己採点しないでください。」には首を傾げてしまった。えっと、どういう意味なんだっけ。自己採点の結果がどうであれ、夢を追いかけろという話なのだろうか。

もっとも、大学進学=夢の実現への一歩とは限らないわけで。なんとなく大学に行くという層もいるだろう(それはそれで、否定してはいけない)。第一、夢なんてものは誰もが持てるわけではない。それは個人の能力・資質・意欲だけの話ではなく、社会の問題でもあるわけで。

あと、夢は誰かに評価されるわけではなく、あくまで自己採点でもいいのではないか、と。

というわけで、感動させる気、満々の広告のようで、色々、考えてしまった。

私個人の話で言うと、「夢」とか「希望」という言葉についつい熱くなってしまい。あぁ、実力はともかく理想高いかもとか、だから疲れるんだなと思ったりし。

「村上春樹さんのような、小説家になりたいですぅ」

あわせて読みたい

「センター試験」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    タンス貯金が税務署にばれるワケ

    MONEY VOICE

  2. 2

    松本人志&さんま 発言の差が話題

    女性自身

  3. 3

    武蔵小杉にみるタワマンの問題点

    ヒロ

  4. 4

    バス旅番組巡る田舎叩きは的外れ

    川北英隆

  5. 5

    豊洲移転は逆風 卸業者が苦言

    SmartFLASH

  6. 6

    韓国の若者「日本の給料は安い」

    WEDGE Infinity

  7. 7

    米政権 日本に中国排除を要求か

    文春オンライン

  8. 8

    おじさんが若者と会う時のルール

    内藤忍

  9. 9

    安田さん本人確認へ 15時以降に

    ロイター

  10. 10

    マツコ「いじめにも罰則が必要」

    キャリコネニュース

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。