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小池さんに学ぶ過剰なバッシング回避策

危惧していたとおりの展開になったのが貴乃花親方に対する理事降格処分を決定した後の評議員議会議長の記者会見である。

件の議長は自分の携帯電話の番号を変え、一切のマスコミからの取材を断らざるを得ないような状況に追い込まれてしまったようだ。
何だか世間から逃げ惑っているような印象を与えてしまっているのだから、件の記者会見がご本人の意図と大きく違って完全な失敗だったということだろう。

まあ、ご本人としては別にみんなが見ている前で貴乃花親方の面を叩いた、という感覚はなかったのだろうが、明らかに言葉が強過ぎた。
理事降格の処分理由を説明するという目的のための記者会見の開催自体には何の問題もないが、評議員会の処分理由を説明するのであれば、基本的には評議員会の決定書に記載されている処分理由を読み上げる程度に止め、自分自身の個人的所感は述べないのが基本なのだが、件の議長はついつい喋り過ぎた。

まあ、マスコミに注目されるとついつい舞い上がってしまうのが普通の人たちだろうから、仕方がないと言えば仕方がないのだが、自分の言動が相手にどんな反応を引き起こすか、ということに敏感な人は、それなりにご自分の言動に気を付けられている。

何を言っても社会的影響力がなく、絶対にマスコミの取材を受けることがない私たちと違って、世間の注目を浴びやすいポジションにおられる方々は、くれぐれも注意されることである。

マスコミとの応対についてほぼ完璧な対応をしてこられた小池さんも、ついうっかり不用意な発言をしてしまって、世間の顰蹙を買ったり、支持者の離反を招くようなことがあったのだから、常に完璧なマスコミ対応を普通の人に求めても無理だということは承知しているが、注意してさえいればそれほど大きな災いを招くことはない。

小池さんは、希望の党の代表を降りて、都政に専念する、という表明をされた。
マスコミの小池バッシングはそれでも結構長く続いていたが、どうやら最近は大分落ち着いてきたようである。
少なくとも小池さんはマスコミの取材攻勢から逃げるような羽目には陥っていない。
おそらく携帯電話の番号を変えるようなこともされていないはずである。

やはり、今でも小池さんから学ぶことは沢山ある。

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