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踊る韓国に踏み外すリスク

今の韓国は掌の上で舞うという表現が一番ピッタリきます。先陣を切って踊るのはもちろん文在寅大統領であります。個人的には水晶玉を通して今後の展開が見えそうな気すらします。

何が起きているのか、キーファクターを羅列します。

1 文在寅大統領は朴槿恵前大統領を否定することでその座を維持できる
2 文大統領が習近平国家主席と首脳会談をする条件で交わした「お約束」がある
3 北の問題を解決できるならどれだけゴールを動かしても構わない。
4 金正恩委員長とは会談交渉ができるなら何が何でも「成功」したという評価が欲しい
5 そのためには利用できるものは利用する。
6 そのためには敵対するものには徹底的に敵対する。約束も守らない

だいたい、この枠で収まると思います。では利用されているのは誰か、といえば私はアメリカのように思えます。そして敵対する姿勢を見せなくてはいけないのが日本であります。

昨日、一連の韓国のニュース、特に文大統領の慰安婦問題に関して更なる謝罪を求めたとの報道に接し、ふと李明博元大統領が突然、竹島上陸を決行し、「天皇は土下座せよ」と発言したことがイメージで重なり合いました。李元大統領はそれまでは決して日本嫌いではなかった大統領でしたが憲法裁判所の慰安婦の個人的請求権の有効性が判断されて人格の天地がひっくり返るような行動を行ったのであります。

一方、それを引き継いだ朴槿恵元大統領は日本と口も利かない「しかと」状態を続けたのでありますが、安倍首相の努力の成果もあり、日韓合意にまでこぎつけました。ところがその朴氏は弾劾され、(というより世論に押されたというべきでしょう)今の文大統領が君臨します。

では「今の韓国」は何を目指すのか、といえば究極的には南北統一だろうと思います。(「今の韓国」を強調したのは「明日の韓国」には別の答えがある可能性が高いからです。)どれだけシビアな影響があろうともどれだけ譲歩しようとも統一というただその一点に向かっているように見えます。誰が「指示」と「支持」をしているのか、といえば中国でしょう。中国にとって朝鮮民族は一つになり、すべての問題を半島内で片づけてくれれば習近平国家主席にとっては「しめしめ」なのです。自分でやるよりやらせる、そして「やります」と手を挙げている人がそこにいるわけです。

個人的には北朝鮮の核の放棄がなくても韓国はディールを進めることになるとみています。韓国に「死守」するものはありません。政権は夢物語を国民に語り続け、その気にさせるのでしょう。

が、文大統領の賞味期限もあります。それを厳しく査定するのが習近平氏であり、日米を含む諸外国であります。文大統領の「二枚舌政策」はすでにつじつまが全然あっていませんが、今後、主要会談でそのギャップはさらに広がることになります。

ここバンクーバーで外相会談が来週開かれます。カナダが旗振りで日米韓が参加するかと思われます。韓国の将来の言動不一致がこういう会議で記録されていくのでしょう。

私が懸念するのは国際社会が韓国を相手にしなくなる日が来るのではないか、その時に政府と国民は厳しい評価を国際社会から受けるのだという点を重々承知しているのだろうか、という点です。

私は彼らをムービングゴールポストなどというレベルではなく、ゴールポストを自在の場所に置ける器用な民族だという認識をしています。何があっても驚かないのは何があってもありの国だということです。社会はこの事実を受け止められるのでしょうか?

では今日はこのぐらいで。

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