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薬物混入事件 ドーピング防止対策法の整備へ

 ・写真は、「PLAY TRUE プレイ・トゥルー2020」
http://playtrue2020-sp4t.jp/about/jp/#blk1

「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(全国比例区)です。

 1月9日(火)は、前回の東京五輪大会マラソン(1964・S39)銅メダリスト円谷幸吉選手の没後50年でした。出身地の福島県須賀川市には、円谷幸吉メモリアルホールがあります。メキシコ五輪直前に自死し、その遺書は今読んでも痛切な思いを抱かされます。メキシコ五輪(1968・S43)では、円谷選手の思いを受けた君原健二選手が銀メダルを獲得しました。

 ・詳細は文春オンライン http://news.nicovideo.jp/watch/nw3198964 

 五輪大会という重圧から自死を選んだ時代から、今や時代も変わり、手段を選ばず他人を蹴落としてまでも自らが代表になろうとする事件が明らかになりました。

●カヌー選手の禁止薬物混入事件

 2年後の東京五輪大会に向けて、カヌーの代表候補選手がライバル選手に禁止薬物を飲み物に入れて、ドーピング違反に陥れるという事件が明らかになりました。さらに、ほかのライバル選手にも練習や競技で使用するパドル等の道具を盗むといった妨害行為を繰り返し行ってきたことも判明しています。

 ・詳細は日本カヌー協会
https://drive.google.com/file/d/12OnoUsqVuQXxWxwHVkk8dCXLs3eiLVVx/view

 我が国では、以上のような事件は全体未聞であり、カヌー協会は早速再発防止策を発表しています。

まず、少年少女を対象にしたスポーツ精神の根本である「プレイ・トゥルー」の精神を涵養する「涵養プログラム」を実施するとのことです。熾烈な競争をする中で成績偏重に陥入らないよう、各界から講師を招くなどし、スポーツの根本である正義と公平の大切さ、フェアプレイなどを涵養するプログラムを企画し、ジュニア競技の時代から「真のチャンピオン」が評価されることを学ぶとのことです。

「プレイ・トゥルー:Play True」の精神とは、全世界的に共通しているスポーツのコアバリューです。対戦相手やルールを尊重するためのフェアプレイの精神のみならず、競技種目に関係無く、アスリートとして全世界的なスポーツ共通の約束ごとにどう向き合うか、そしてどのような行動を起こすことができるかを問うものです。

詳細はJADA http://www.playtruejapan.org/about_jada/ 

また、競技会に「ドリンク保管所」を設置し、スポーツファーマシストの「医薬品相談窓口」を設置するとのことです。

●スポーツ基本法と反ドーピング法の整備へ

我が国のドーピング対策は、前回の東京五輪大会、昭和39年1964年から始まりました。昭和60(1985)年にはアジアで最初の検査機関が設置され、平成11(1999)年にWADA(世界アンチドーピング機構)が設立されると同時に、我が国がアジア代表する常任理事国になりました。そして、平成13(2001)年にJADA(日本アンチドーピング機構)が設立されました。

JADA http://www.playtruejapan.org/about_jada/jada_establish/ 

平成23(2011)年8月に施行された「スポーツ基本法」の第29条においては、JADAと連携してアンチ・ドーピング活動を推進することが国の責務として明記され、「ドーピングの検査、ドーピングの防止に関する教育及び啓発その他のドーピングの防止活動の実施に係る体制の整備、国際的なドーピングの防止に関する機関等への支援その他の必要な施策を講ずる」ことがうたわれています。

スポーツ基本法 http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/kihonhou/index.htm 

 さらに、その29条を踏まえ、特出しして、遠藤利明元五輪担当大臣、馳浩元文科大臣が中心となって、「スポーツにおけるドーピングの防止活動の推進に関する法律案」が準備されています。アンチ・ドーピングに関し、基本理念を定め、国の責務等を明らかにし、基本方針の策定その他の教育・普及活動、人材育成、関係機関との連携等に関し必要な事項を定めることにより、ドーピング防止体制を推進するものです。

 私達は、国会議員の務めとして、ドーピングの防止の強化のために、さらに法律を制定し、予算を拡充し、体制を充実整備していかなければなりません。その上で、スポーツのもっている「プレイ・トゥルー:Play True」の根本理念、そして我が国の伝統精神で言えば「武士道」であり、今年4月から教科化される「道徳」を要として、倫理教育に力を入れていきたいと思います。

 そして、国際社会では、今回の事件のように、自らが行わないだけではなく、他者から陥れられないような心構えと備えも大事となってきます。残念ながら、勝敗がつく世界には、必ずドーピングをはじめとした違反行為があるものだという前提で取組む必要があります。 

1月10日(水)は、在京で各種団体の新年会に出席します。

今日も一日、喜んで進んで働く(傍楽)ぞー

私は、わが国の伝統的な精神、智・仁・勇の「三徳」に基づき、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全ては国家国民のために、根拠をもって総合的に判断し、日々全身全霊で取組みます。

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