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「盛らず・飾らず・奢らず」守り明るいメディアに - テレビ東京ホールディングス代取社長・小孫茂

テレビ東京ホールディングス代取社長・小孫茂

年末年始。12月31日~1月3日の4日間のGH(ゴールデンアワー)帯の視聴率が5年ぶりの8%超えとなる8・8%、全日帯は21年ぶりとなる5・7%を記録しました。しかも、GHは4日間で在京民放3位という嬉しい結果となりました。広告会社、制作会社、系列局、関係各社の皆様のお力添え、そしてテレビ東京グループ各社の不断の努力の成果だと思っています。この年末年始の結果に対して、テレビ東京の躍進は多くの視聴者の後押しがあってのことだと思っています。大変ありがたく感じています。

本年は依然として国際情勢は緊張したままであり、大きな経済的なショックがやってくるかもしれないという警告を発していた他局の番組もありました。私どもの放送業界でも、大きな出来事が起こるのではないかという予感がしています。

そのような事態にもうろたえないように、テレビ東京グループでは既に昨年秋から現場主導で、新しい時代に合わせた体制作りと基軸作りに動き出しています。

ポイントは3つあります。

1つ目は屋台骨である地上波・BS波の放送事業の強化です。これまで以上に視聴者ニーズに応える質の高い番組を作り、セールスでも「営業革命」に取り組んでいきたいと思っています。

今年は「WBS」が30周年、「Newsモーニングサテライト」が20周年と経済番組が周年ラッシュであります。経済番組の強化を始め、「盛らない・飾らない・奢らない」を合言葉に、バラエティやドラマも強化していきたいと考えています。

2つ目は12月スタートの「BS4K」、そして他社さんとの共同事業でもあります4月開始の配信事業「Paravi」。この2つをあわせた新規事業への参入です。いずれもコスト先行の厳しいビジネスですが、すでにテレビ東京グループでは司令塔を立ち上げ、この司令塔を軸にテレビ東京グループらしいコンテンツを次々に発信し、視聴者の声に応えていきたいと考えています。

そして、3つ目のポイントが一番重要です。

テレビ東京グループは、人員の拡充やAIの導入など職場環境をよくするための整備を続けていきます。そのためにも社員には半歩でも前に進んでいただき、何か1つで自己ベストを更新する年にしていただきたいと思っています。「自己ベスト」を更新する意欲を積み上げることによって、「会社の自己ベスト」につなげることが私の仕事だと考えています。

社員一人一人が、仕事だけにこだわらず、個人的なことでも、健康上のことでも、何か1つ「よし、自己ベストを更新してやろう」、そういう思いで1年を過ごすことが出来たら、きっとテレビ東京グループにもいい結果が及ぶのではないかと思っています。

今年もフォローの風を向かい風にしないために「盛らず・飾らず・奢らず」を守り、明るいメディアに生まれ変わっていければと思う。

【小孫茂プロフィル】
1951年11月15日、東京生まれ。
早稲田大学第一文学部卒業後、日本経済新聞社に入社。記者として経済部、証券部などを歴任し、その後、米国特派員としても活躍した。14年に日本経済新聞社副社長になり電波総括に。15年テレビ東京ホールディングスに転籍し取締役副社長、BSジャパン社長、テレビ東京副社長となる。昨年6月にテレビ東京ホールディングスとテレビ東京の代表取締役社長就任。

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