森永卓郎のBLOGOS経済塾第2回「TPPがわかりません!」

現役東大生メイドと一緒にTPPのお勉強(撮影:野原誠治)
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わかっているようでわかっていない経済問題を身近な問題に置き換えて紹介する番組、森永卓郎のBLOGOS経済塾。
今回の生徒役は現役東大生メイド(文科I類2年、法学部進学予定)、準ミス東大の大石彩佳さん。外務省に入りたい!という思いで、東大に現役合格。そしてメイドさんになったそうです。時代も変わりましたね。実家が宮城県でお米を作っている農家という事で、TPPについても関心が高く、鋭い質問が飛び出しました。(番組ディレクター 田野幸伸)
第3回の放送は12月21日水曜日夜9時から。新たにAKB48の仲俣汐里さんをレギュラーに加えて、「冬のボーナスの賢い使い方」をお送りします。
■放送ページ→
http://blogos.com/channel/26/
TPPって何ですか?
小口:最近になって、耳にするようになった“TPP”略さずにいうと「Trans-Pacific Partnership」日本語に訳すと「環太平洋戦略的経済連携協定」。そもそも、TPPって何ですか。
森永:太平洋を囲んでいる9カ国の間で、人・物・金の障壁を取り払って自由貿易圏を作りましょうというものです。
彩佳:EUの環太平洋版ってことですか?
森永:EUほど強い関係までは行かないんですが、モノに関して言えば、10年以内に関税を原則撤廃しようというのがTPPの目標。
彩佳:NAFTA(北米自由貿易協定)みたいなもの?
森永:一種の環太平洋版ブロック経済。その中で仲良くしましょうと。もともと小さいものだったんですが、アメリカが参加して流れが変わってきた。
ASEAN(東南アジア諸国連合)というのがあって、日本も参加しているのですが、中国の勢いが強くなって来たんです。TPPは今や、アメリカが中心になっています。つまり、日本は中国につくのか、アメリカにつくのか、どうすんるんだ?とアメリカに迫られているということなんです。
日本は顔色をずっとうかがっていたんですが、「イヤ」と言うと、いろいろ嫌がらせをされるんですよ。アメリカは「怖いお兄さん」なんで。割とケンカっ早くて、大戦後、大きな戦争を仕掛けたのはほとんがアメリカなわけなんですよ。
ここに楯突くと、何をされるかわからない。そこで、アメリカについておこう、となったんです。
小口:それが、野田総理の答えだったと?
森永:「参加に向けて関係各国との協議に入る」というわけの分からない言い方をしてますが、あれは反対派をけむに巻くためのものですから。
小口:森永さんはTPPに反対ですよね?
森永:私は反対です。アメリカにつかなくてもいい。そうすると「じゃあお前は共産主義者か、中国につくのか」と言われますが、一番良いシナリオはアメリカにもつかない、中国にもつかない。日本独自で行く事。そうするとどっちからもいじめられて一人ぼっちになるんですけど、「ぼっち」を恐れてはいけない。私なんてずっと一人ぼっちですから(笑)

ネットならではの切り口で、議論を巻き起こすテーマを提案。