記事

【レジなし】、アマゾンゴー以外に視察しておく店舗!視察参加者数に反比例するコスパ?

180104スキャン&ゴー01
■ネット通販最大手のアマゾンが2016年12月、レジなしコンビニエンスストアのアマゾンゴーを発表した。一般への公開は延期しているものの、レジなし店舗は業界に大きな衝撃を与えた。特に大手チェーンストアはレジなし化に取り組んだ投資を積極的に行っている。

ウォルマートは傘下のサムズクラブ全店で導入したスキャン&ゴー(Scan & Go)をウォルマート・スーパーセンターでテスト展開を行っている。サムズクラブのスキャン&ゴーはスマートフォンにダウンロードしたアプリでお客が商品バーコードをスキャンしながら買い物を行うシステム。アプリ内で決済するため、レジを通らず買い物を済ませることができるのだ。

ウォルマートに導入しているスキャン&ゴーはアプリにスキャン&ゴー端末「ハンドヘルド・スキャン&ゴー(Handheld Scan & Go)」を使って買い物を行うシステムだ。ハンドヘルド・スキャン&ゴーは、タッチスクリーンで「開始」のボタンをタッチをすると利用できるハンドヘルドを点滅で知らせる。あとはアプリのスキャン&ゴーと同様にバーコードをスキャンしながら買い物をしていく。

会計はレジにあるバーコードを読み込み、端末とレジを同期させてキャッシュもしくはクレジットカード、ウォルマート・ペイ等で支払う。レジで商品を出すこともないため、スキャンしながらエコバックなどに入れておけるメリットがある。この端末をお客に持たせてスキャニングするシステムは、アホールド・デレーズ傘下のスーパー、ストップ&ショップで10年前から行われている。

お客は自分のロイヤリティカード(FSPカード)で端末を始動させ、商品のバーコードを読み取りながら買い物する。青果物など量り売りでは、デジタルスケールで印刷されたバーコードを読み取り、袋に貼付する。レジでは「買物終了バーコード」を読み取らせて会計をするのだ。このシステムを全米最大手スーパーマーケットチェーンのクローガーが昨年10月、セルフスキャニング決済システム「スキャン、バッグ、ゴー(Scan, Bag, Go)」を今年から来年の初めにかけて傘下のスーパーなど400ヵ所に拡大することを発表した。

クローガーのスキャン、バッグ、ゴーはウォルマートのスキャン&ゴーと同様にスマートフォン・アプリと専用の端末による決済システムだ。
 今日はウォルマートのハンドヘルド・スキャン&ゴーを実際に使ってみたときの画像をアップする。

トップ画像:ウォルマート・スーパーセンターにあるハンドヘルド・スキャン&ゴー。ハンドヘルド・スキャン&ゴーは、タッチスクリーンで「開始」のボタンをタッチをすると利用可能なハンドヘルドを点滅で知らせる。
180104スキャン&ゴー02
アプリのスキャン&ゴーと同様に商品バーコードをスキャンしながら買い物をする。端末スクリーンに表示される合計金額を確認しながらも買い物できるので、予算に応じた買い物が可能だ。

180104スキャン&ゴー03
ハンドヘルド・スキャン&ゴーでチェックアウトにして、レジではハンドヘルドに表示されるバーコードをスキャンし同期させる。一瞬にしてスキャンした商品情報がレジに移動する。そこからキャッシュもしくはクレジットカード、ウォルマートペイ等で支払を行う。

180104スキャン&ゴー04
ハンドヘルド・スキャン&ゴーでも買上点数が少なく、すぐに決済できるレジシステム。クレジットカード(デビットカード)もしくはウォルマートペイで現金支払いはできない。

180104スキャン&ゴー05
このレジも同様にハンドヘルド・スキャン&ゴーにあるバーコードをスキャンさせてレジと同期させる。同期は一瞬だ。

17年10月12日 - 【クローガー】、セルフスキャン400ヵ所!アマゾン・ホールフーズ対抗にコンビニ売却?

⇒こんにちは!アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。後藤はクライアントに視察参加者を20名以下にしてもらっています。以前まで旅行社やコンサルタントなどが海外流通視察を企画して儲けようと思ったら、参加者を一人でも多く増やせばよかったのです。

20名よりも40名、40名よりも大型バス2台分の参加者数にすれば海外流通視察で稼ぐことができました。お店を回ってみるだけの視察でOKでした。現在は多くのチェーンストアがIT化に投資を加速しています。店内を見て回るだけでは、参加者の学びがないのです。30名以上の大人数では、せいぜいお店の陳列を見るぐらいしか学びはありません。

当社が行っているようなオムニチャネル・ワークショップでは実際にアプリを使った買い物を行いながら、チェーンストアの最新事例を学んでもらっています。少人数でないと難しいのです。今後は当社だけでなく、他社の流通視察研修でも同様になっていくと思われます。視察を企画しても儲けが少なくなっていくということです。
 わが社の社員を一人でも多く参加させたいという気持ちは理解できますが、それでは学習を軸としたコストパフォーマンスでは反比例します。

あわせて読みたい

「Amazon」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    羽生竜王vs藤井四段 対局は幻に?

    大村綾人

  2. 2

    橋下氏が岩上氏を名誉毀損で提訴

    橋下徹

  3. 3

    年収増で幸福なのは1000万円まで

    市川衛

  4. 4

    よしのり氏「日韓合意は失敗」

    小林よしのり

  5. 5

    菅長官 望月記者に出馬勧め挑発

    NEWSポストセブン

  6. 6

    AmazonGo一般公開 課題は万引き

    後藤文俊

  7. 7

    白鵬へ反感拡大 貴乃花側は自信

    NEWSポストセブン

  8. 8

    佐藤優氏がICANと創価の縁を暴露

    天木直人

  9. 9

    安倍首相が平昌を欠席すべき理由

    門田隆将

  10. 10

    「池の水~」はテレ東に合わない

    文春オンライン

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。